国務省出版物
米国でお会いしましょうー空港のセキュリティーチェックを通過する
ジェーン・レビア
旅行・交通ジャーナリスト、ジェーン・レビアが自分で体験した空港 のセキュリティーチェックについて述べています。詳しい情報は運 輸保安局のサイトを参照してください。
米国内で飛行機に乗るには、国土安全保障省の運輸保安局が 管理している空港セキュリティーを通り抜けなければなりま せん。
セキュリティーのチェックポイント(検問所)に近づいてい くと、運輸保安局の係官に停止を命じられ、飛行機の搭乗券と 合法的な身分証明書の提示を求められます。私は身分証明書と して運転免許証を使いますが、外国人旅行者はパスポートを見 せるのがよいでしょう。
この係官のチェックが終わると、別の係官のところへ進み、もう一度搭乗券と身分証明書の確認を受けます。そのあと、ほかの乗客とともにチェックポイントへと進んでいきます。ここで、私自身と機内持ち込み手荷物が検査されます。私はプラスチックの容器を何個か取って、持っていたハンドバッグとトートバッグをそこ
に入れます。係官の求めに応じて、靴とコートを脱ぎ、それもプラスチックの容器に入れます。それらの持ち物はベルトコンベアで運ばれて、X線検査の機械を通り抜けます。運輸保安局の係官がX線検査機の画面で、私の持ち物に禁制品や航空安全上脅威となる物体が入っていないことを確認します。
別の係官が私に高度画像処理技術を駆使したボディースキャナーの中へ入るように指示します。これは米国の数都市の空港で運輸保安局が使っている最新の検査装置です。ボディースキャナーの中へ入ると、係官にちょっとの間両手を上げているように言われ、私の全身の画像が作成されますが、この係官はその画像を見ることはできません。画像は離れた場所にあるモニター画面に表示され、別の係官によって検査されるのですが、この係官からは私の姿は見えません。プライバシー保護の理由から画像はぼやけていますが、検査して異常なものは見つからないことが確認されると、画像は自動的に消去され、私はボディースキャナーから出てきます。
それからすぐに、検査を終えた私はコンベアから手荷物を回収し、靴をはき、コートを着て、飛行機を待つために搭乗ゲートへと進みます。
運輸保安局のウェブサイトもご覧ください。
*本稿に示された意見は、必ずしも米国政府の見解や政策を反映するものではありません。
*上記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。