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概要

一国の経済体制の構成要素として第1番にあげられるものは、天然資源である。米国は鉱物資源と肥沃な農地土壌に恵まれ、また温和な気候の恩恵に浴している。また、メキシコ湾とともに、大西洋岸と太平洋岸に広大な海岸地帯が開けている。陸地内部のはるか遠くから流れる川や、カナダとの国境にある内陸湖、五大湖がさらに輸送拠点を提供している。これらの広大な水路は米国の長年にわたる経済成長を形作る役割を果たし、米国の50の個々の州を一つの経済単位として結合させることに貢献している。

第2番目にあげられる構成要素は、天然資源をモノに変換する労働力である。利用可能な労働者の数と、さらに重要なことは、その生産性が経済の健全性を決定することに役立っている。歴史を通して、米国は労働力の着実な成長を経験し、それが絶え間ない経済拡張を刺激し続けている。第一次世界大戦の直後まで、ほとんどの労働者はヨーロッパからの移民、もしくはその直系の子孫、または祖先が奴隷として米国に連れて来られたアフリカ系米国人であった。20世紀初頭、アジア人が多数米国に移住し、後にラテンアメリカ人が多数移民となった。

一国の経済の成功にとって、利用できる労働者の質は労働者の数とともに重要である。米国では初期において、辺境の生活には重労働が必要であり、プロテスタントの労働の倫理として知られるものがその特質に拍車をかけた。労働移動性も同様に、米国経済が変化する状況へ適応するために重要である。労働力の質の問題は依然として重要な問題として存在し続けている。今日、米国人は「人的資本」は数多くの現代のハイテク産業の成功の鍵であるとみなしている。

しかし天然資源や労働力は経済体制の一部分しか説明しない。これらの資源は可能な限り効率的に組織され方向付けられなければならない。企業はモノとサービスを生産するために必要な資源を獲得するために金融資産を持たなければならない。企業は保険会社、銀行、年金基金、個人、その他の投資家に株(資産の所有権の分担)または債権(長期借入金)を売ることによって必要な資本の大部分を調達する。幾つかの団体、特に銀行は企業や事業者に直接資金を貸す。連邦政府や州政府は金融制度の健全性と安全を確保するために規則や規制を整備し、情報の自由な流れを助長し、投資家が十分に情報を得た上で決定が出来るようにしている。

国内総生産(GDP)は一定の期間のモノとサービスの総生産活動の目安である。米国では、国内総生産は堅実に成長し、1983年の3.4兆ドル超から2004年までに11.75兆ドルに増加した。しかし、これらの数字は経済の健全性を量る助けにはなるが、国民の快適な暮らしのすべての面を量ることは出来ない。GDPは一つの経済が生産するモノとサービスの市場価値を表すが、国民の生活の質を量るものではない。そして、幾つかの重要な変数-個人の幸福と安全、たとえば、汚染されてない環境や健康-は完全に領域外である。

– 米国国務省国際情報プログラム室出版物およびその他の政府刊行物より –

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