GUIDE#04

大学留学

pct_uni01アメリカでのキャンパスライフは、大学の講義はもちろん、サークル活動やスポーツイベント、ボランティア活動、寮などでの生活、友人やクラスメートとの交流など様々な刺激に満ち溢れています。大学生活は、将来の目標に向けて準備するための大切な時間。アメリカの大学に留学することは、その大切な時間に、学問的・精神的な成長を促す様々なチャンスにめぐりあうことを意味します。アメリカ各地や世界中から集まる多様な人々との交流は一生の思い出となるでしょう。

 

アメリカの大学での学士号の取得には、だいたい4年かかります。大学教育の大部分は「幅広い分野の教養を身につけ、学生の話す能力、書く能力、論理を展開する能力をバランスよく伸ばす」リベラルアーツ(一般教養)の概念に基づいて提供されています。このため、学生はまず芸術や人文科学、語学、自然科学など幅広い分野の一般教養科目を履修し、その後、自分で興味のある専攻科目を選びます。コースが柔軟に選択でき、専攻の変更も比較的簡単にできるので、個々の学生のニーズにあった学習計画をつくれるのがメリットです。

  1. 1.授業環境で身につけられるスキル
  2. 2.「学期」とサマーコース
  3. 3.学生支援サービス
  4. 4.認定
  5. 5.入学資格と出願手続
  6. 6.住居
  7. 7.費用
  8. 8.奨学金
  9. 9.ビザ
  10. 10.アルバイトとOptional Practical Training(OPT)
  11. 11.役に立つリンク

1. 授業環境で身につけられるスキル

アメリカの大学では、積極的に授業に参加するよう促されます。こうした参加型のクラスでは、自分の考えや疑問を述べることはもちろん、それをより効果的に表現することが求められるため、「クリティカルシンキング」と呼ばれる論理的・分析的に考える力がついていきます。留学生はこうした授業を通じ、物事に対する新しい視点や異文化に対する関心、英語を自在に使いこなせる力を身につけていきます。英語を不自由なく使える力やコミュニケーション能力は、これからのグローバル社会で生き残っていくために必須のスキルといえるでしょう。

 

また、チーム学習が課される授業があるのも魅力の一つです。学生たちは、将来のキャリアの中で役立つチームワークやリーダーシップを伸ばしていくこ とができます。チーム学習は、アメリカ国内はもちろん、世界各地から集まっている学生たちと生涯の友人として関係を深めていく機会にもなることでしょう。


2. 「学期」とサマーコース

アメリカでは、各大学によって「学期」の制度が異なります。最も一般的なのは「セメスター」制で、1学年は16〜18週間ずつの2学期に分かれ、9 月初旬に始まって5月末に終わります。このほか、1学期が10〜12週間ずつに分けられる「クォーター」制や「トライメスター」制を採用している大学もあ ります。

 

ほとんどの大学は5〜8月の間に6〜8週間のサマーコースを設けており、サマーコースで単位を履修することにより、卒業までの時間を短縮することも可能です。


3. 学生支援サービス

アメリカの大学では、留学生も利用できる学生向けサービスが豊富に提供されています。ESL(第2言語としての英語)プログラム、授業に関するアドバイ ス、レポート等の書き方を指導するライティングセンター、学生ビザなどに関する法律相談、滞在先などの相談窓口、医療センター、キャリア相談など、その支援内容は実に多様です。


4. 認定

アメリカの大学の教育の”質”を判断する上で重要な指標となるのは、その学校の認定状況です。日本と違って、アメリカには教育機関を認可する中央政府官庁がありません。その代わりに、学校が一定の教育水準を満たしていることを保証する民間の認定団体があり、こうした団体の持つ認定制度によって教育の質を維持しているのです。大学の認定制度について詳しくは日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)「認定制度」のページを参照してください。


5. 入学資格と出願手続

アメリカの大学の入学資格基準は、大学によって様々です。人気の高い有名大学には膨大な数の願書が届きますが、そのうち入学できるのはごく一握りです。一方、入学基準を満たしていればすべての出願者を受け入れている大学もあります。

アメリカの大学に出願する際には、一般的に下記の書類が必要となります。

  • 入学願書。「共通願書(Common Application)」を使う学校もあります。
  • 成績証明書
  • エッセイ(志願動機説明書)
  • 推薦状
  • 入学適性試験のスコア(SATACTTOEFLなど)
  • 財政能力証明書

ほとんどの大学がウェブサイトで、出願者数と入学者数、および前年度入学者の標準テストの平均点と成績(GPA)の平均点を載せています。アメリカ の大学では、成績や適性試験の結果のほか、エッセイや褒賞歴、地域奉仕活動の経験、趣味、特殊技能など多様な要素を総合的に判断材料として考慮していま す。入学事務局の担当者は、その学生が自分たちの大学で目標を達成できるかどうか、その可能性を見極めながら出願書類を審査しています。

入学資格について詳しくは、

日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)「米国留学に必要な条件について」をご覧ください。

また、出願手続に関する詳しい情報は、

日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)「出願手続きと合否の通知」をご覧ください。


6. 住居

留学先の滞在方法は、ホームステイや寮生活、ハウスシェア、アパート生活など様々です。大学がホームステイ先や寮を紹介してくれる場合もあります。また、多くの大学が学内の掲示板やウェブサイトで、学生がよく利用するハウスシェアやアパート、不動産会社またはホームステイを紹介する団体などの情報を提供しています。


7. 費用

アメリカの大学で勉強するための主な費用には、授業料とその他の諸経費、そして生活費があります。一般に、授業料は州立大学より私立大学の方が高額です。 生活費は個人のライフスタイルによって大きく異なりますが、大都市、特にカリフォルニアや北東部の大都市では、相対的に生活費が高くなってしまう可能性が あります。この点、南部や中西部、その他の地方であれば、生活費は低く抑えることができます。また、正確な予算を見積もるためには、日米間の航空運賃、引 越しの費用、パスポートとビザの申請費用などを忘れずに計算に入れる必要があります。入学費用に関する最新の情報は、各大学のウェブサイトやパンフレット で確認しておきましょう。留学費用についての詳しい情報は日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)の「留学にかかるお金」をご覧ください。


8. 奨学金

アメリカの教育機関の多くは、留学生の受け入れを奨励するために多くの経済的な支援を行っています。こうした援助のほとんどは、成績や入学適正試験の点数などが基準とされますが、なかには経済的必要性に応じた援助もあります。

 

経済的支援は奨学金や助成金の支給という形で行われるのが一般的ですが、キャンパス内でのパートタイムの仕事を優先的に提供される場合やローンとい う場合もあります。学校によっては、出願時に願書とは別の奨学金申請書の提出を求められます。また、奨学金の申し込み期限内に入学願書を提出した学生全員 を検討の対象とする学校もあります。

 

奨学金に関する情報は各校のウェブサイトやパンフレットに掲載されています。また、各大学の入学事務局でも、奨学金に関する問い合わせに応じてくれるでしょう。このほか、地方自治体や企業、財団や基金などから援助を受けられないか、調べてみるのもおすすめです。

 

奨学金については日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)「奨学金制度」奨学金検索サイトの情報をチェックしてみてください。


9. ビザ

アメリカの大学へ留学するには、通常、F-1学生ビザが必要ですが、米国国務省・教育文化局(ECA)に指定された団体または大学の交流訪問者プログラムに参加する場合は、J-1交流訪問者ビザが必要になります。学生ビザに関する詳しい情報は、米国大使館の「学生ビザ」または「交流訪問者ビザ」をご覧下さい。また、ビザに関する相談は、ビザカスタマーサービスへお問い合わせ下さい。


10. アルバイトとOptional Practical Training(OPT)

留学生は学期中なら週20時間までパートタイムで、休暇中ならフルタイムで、キャンパス内で働くことが認められています。このようなキャンパス内で のアルバイトは、留学費用の軽減につながるだけでなく、「アメリカで働く」という経験を得るのにも役立つでしょう。学生に人気のあるキャンパス内のアルバ イトには、準講師、学校事務の手伝い、寮の管理助手、研究助手などがあります。大学内でのアルバイトについては、日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)「アルバイト」をご覧ください。

 

F-1学生ビザで留学し、学位を取得すると、卒業後に自分の専攻と直接関連した分野で、最長12カ月間インターンとして働くことが出来る、プラクティカルトレーニング(OPT)制度が利用できます。科学、技術、工学、数学分野専攻の学生は、さらに17カ月、合計で29カ月間働くことができます。OPTは就職とは異なりますので、ご注意ください。



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