GUIDE#06

通信教育

pct_online01通信教育は、アメリカでも人気のある勉強方法です。短期の専門職コースから大学院の学位を取得するコースまで幅広く提供されており、学べるテーマも会計学から視覚芸術、舞台芸術に至るまで、考え得る領域のほとんどがカバーされています。

 

通信教育の最大の長所は、その柔軟性。例えば、フルタイムの仕事を持っていて長期間仕事を離れるわけにはいかない人や、子育てや介護などでアメリカへ行くことが難しい人でも、通信教育なら時間をフレキシブルに使って勉強することができます。通信教育プログラムの中には、時差と関係なく特定の時間にオ ンラインでの「出席」を義務づけるコースもあれば、事前に配布されている教材を使い、決められた期限までに課題を提出するという形式のコースもあります。

 

  1. 1.使われる教材の種類
  2. 2.考慮すべき点
  3. 3.認定
  4. 4.入学資格と出願手続
  5. 5.費用
  6. 6.ビザ
  7. 7.役に立つリンク

1. 使われる教材の種類

通信教育は、書籍などの印刷物、CDやラジオなどの音声、DVD、インターネットの会議システムなどを使って講義が行われます。近年、最も一般的なのは、インターネットを利用した講座です。この場合、教授とのコミュニケーションは主に電子メールを使うことになるでしょう。多くの教員は、学生が必要なときに質問したり助言を求めたりできるよう、インターネット電話やチャットを使って直接相談を受けています。


2. 考慮すべき点

通信教育を利用して学位取得を目指す場合、強い自制心と熱意、1人で勉強する能力などが必要とされます。通信教育を検討するなら、プログラムの質、費用、その学校が認定機関による認定を受けているかどうか、日本における評価などを徹底的に調べ、その選択が自分の目標に合っていることを確かめるべきでしょう。また、多くのプログラムでは、コンピューターやインターネットがある程度扱えることが必要となります。事前に、必要な設備がそろえられるかどうかを確認しましょう。


3. 認定

アメリカの大学の教育の”質”を判断する上で重要な指標となるのは、その学校の認定状況です。日本と違って、アメリカには教育機関を認可する中央政府官庁がありません。その代わりに、学校が一定の教育水準を満たしていることを審査する民間の認定団体があり、こうした団体の持つ認定制度によって教育の質を維持しているのです。通信教育プログラムの専門認定団体に、Distance Education Accrediting Commission (DEAC)  があります。

 

認定団体から認定を受けた大学の提供する通信教育プログラムであれば、その学校の認定に含まれています。実際にキャンパスが存在しない「仮想大学」が地域認定を受けることも可能で、その認定プロセスは実在のキャンパスを本拠とする教育機関とほぼ同じです。

 

大学の認定制度について詳しくは日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)「認定制度について」を参照してください。

 

一般的に、認定されていない教育機関で取得した学位は、アメリカ国内や外国のどの政府や企業でも、学位として認めてもらうのは難しいことを知っておきましょう。


4. 入学資格と出願手続

入学の資格要件が一切ない通信教育プログラムもありますが、ほとんどは実在のキャンパスで実施されるプログラムと同様の入学資格要件と出願手続を採用しています。

 

アメリカの大学に出願する際には、一般的に下記の書類が必要となります。

  • 入学願書。「共通願書(Common Application)」を使う学校もあります。
  • 成績証明書
  • エッセイ(志願動機説明書)
  • 推薦状
  • 入学適性試験のスコア(SATACTTOEFLなど)
  • 財政能力証明書

 

多くのプログラムでは、入学を受け付ける際、学生がコンピューターの操作に慣れていることを前提としています。事前に必要とされるスキルを身につけておくことをおすすめします。

 

入学資格について詳しくは、日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)「米国留学に必要な条件について」をご覧ください。

 

また、出願手続に関する詳しい情報は、日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)「出願手続きと合否の通知」をご覧ください。


5. 費用

通信教育の費用はプログラムによってかなりの違いがあります。旅費や部屋代、食費は節約できますが、学費そのものは従来の教室で授業を受けるプログラムと そう変わらないのが普通です。受講中に一定期間キャンパスに滞在して実地講習を受けることを義務づけられている場合は、その費用も予算に入れておかなくてはなりません。各コース修了に必要な教材費についても問い合わせて、送料や関税の費用も念頭に入れておきましょう。


6. ビザ

キャンパスでのクラスの受講が義務づけられているコースの場合、渡米するための学生ビザが必要となります。プログラムを開始する前に、どのタイプのビザが必要か、学校に確認しましょう。学生ビザに関する詳しい情報は、米国大使館の「学生ビザ」または「交流訪問者ビザ」をご覧下さい。また、ビザに関する相談は、ビザカスタマーサービスへお問い合わせ下さい。



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