GUIDE#01

語学留学

アメリカでは、「ESL(English as a Second Language 第2言語としての英語)」と呼ばれる、英語を母語としない人向けの英語教育プログラムが数多く提供されています。ESLには様々なコースがあり、アメリカの大学に進学することを目指して学ぶ方や、「観光旅行だけでは満足できない、アメリカで本場の英語や文化を学んでみたい」という人に向けたコースも用意されています。留学期間も数週間から数カ月の短期コースや、1年間じっくり学べる年間コースなどから選べるので、自分の目標やスケジュールに合わせられるのがメリットです。

ESLプログラムを実施する学校には、アメリカのカルチャーに触れられる催しやスポーツイベント、小旅行など、授業以外にも英語力を磨ける機会を設けているところもたくさんあります。こうした機会を上手に活用して、アメリカ人はもちろん他国からの留学生と交流できるのも、アメリカでの語学留学の魅力の一つと言えるでしょう。

  1. 1.学校の種類
  2. 2.カリキュラムの種類
  3. 3.学校選びのポイント
  4. 4.認定
  5. 5.入学資格
  6. 6.住居
  7. 7.費用
  8. 8.ビザ
  9. 9.役に立つリンク

1. 学校の種類

アメリカの語学学校には主に3つのタイプがあります。

 

1-1. 大学付属のESLプログラム

大学の英語学科や言語学科、外国語学科などが実施しているプログラム。大学生が学ぶキャンパスで勉強でき、図書館や食堂、コンピューター室、フィットネスセンター、医療センターなどの大学施設を利用できるのがメリット。さまざまな課外活動への参加も可能です。ESLプログラム以外に、大学学部レベルの授業を聴講できることもあります。

 
1-2. 大学やカレッジのキャンパスで開設される私立英語学校のプログラム

私立の語学学校の提供するプログラムを、大学のキャンパスで受講するタイプ。こうしたプログラムでも、多くの場合は大学施設を利用することができます。

 
1-3. 私立の英語学校プログラム

私立の英語学校は、その多くがショッピングセンターや劇場、美術館などへのアクセスが良い都市部にあります。受講期間や開始日を、より柔軟に選ぶことができるのも特徴です。


2. カリキュラムの種類

ほとんどの語学プログラムのカリキュラムは、レベル別に分かれており、初級者コースから始めて上級者コースへと進んでいくのが一般的。ESLプログラムのカリキュラムは、以下のようなものがあります。

 

2-1. 英語プログラム

総合的な英語のコミュニケーション能力向上を目的としたプログラム。実用的な「生の英語」を使って会話力を磨き、意図を正しく伝える文章の書き方を学びます。また、聴き取り能力を伸ばし、文法力も向上させます。

 
2-2. 大学進学準備プログラム

アメリカの大学や大学院で勉強するための準備として、英語を学ぶプログラム。こうしたプログラムは一般にEnglish for Academic Preparationプログラムと呼ばれます。大学で講義を受けるのに必要なノートの取り方や論文の書き方、学術論文の読み方、プレゼンテーションの方法などのスキルを身につけることができます。教室での発表や質問の方法、グループ・ワークへの臨み方、教授とのコミュニケーションの取り方なども学べるので、日本とは異なるアメリカならではの学習スタイルに不安がある方も安心です。

 
2-3. テスト準備プログラム

TOEFLIELTSなどの英語テストのスコアアップを目的としたプログラム。

 
2-4. 専門英語プログラム

特定の分野の英語を学べるプログラム。「ビジネス」「教育」「法律」「ホスピタリティ・マネジメント」などの職場で必要な英語を学ぶことができます。


3. 学校選びのポイント

学校を選ぶ際の重要なポイントとして、「場所」「費用」「プログラムの期間」「プログラムの内容と質」「クラスの人数」「学習のレベル」「教員の資格証明」「多様な学生が学んでいるか」「学生に対する支援サービスが充実しているか」などが挙げられます。多くの語学学校が、学位取得を目指す学生に対して、大学進学の手続きを支援するサービスを行っています。クラスの人数や学生と教員の比率は、1人の学生にどの程度配慮が行き届くかをチェックする際の目安となります。教員については、例えばTESOLやESLなどの英語教育の専門学位を持っているかどうかを確認しましょう。また、多様なバックグラウンドを持つクラスメートと交流し、一緒に勉強することができれば、自然にグローバルに使える英語が身についていきます。


4. 認定

認定(Accreditation)は、大学やプログラムが一定の教育水準を満たしていることを証明する制度です。認定を受けたプログラムであるかどうかを確認することは、そのプログラムの教育の質を確認する上でもとても重要です。大学付属のESLプログラムは、主に地域の認定団体から大学が認定を受ける際に同時に認定を受けています。ESLプログラムを提供する学校が加盟する専門認定団体から認定を受けている学校もあります。

 

ESLプログラム専門認定機関

Accrediting Council for Continuing Education & Training (ACCET)

   Commission on English Language Program Accreditation (CEA)

 

ACCETとCEAのウェブサイトには、それぞれの機関が認定した学校のリストが載っています。また、各英語学校のウェブサイトでも認定情報を調べることができます。

 

大学の認定制度について詳しくは日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)「認定制度」のページを参照してください。

 


5. 入学資格

ESLプログラムごとに独自の入学資格基準を定めています。(途中省略)ウェブサイトなどで確認しましょう。

変更後)ESLプログラムごとに独自の入学条件を定めています。18才以上であるか高校卒業を条件とするところが多く、大体の場合、入学願書とプログラムの全費用が支払えることを証明する財政能力証明書を提出すれば、入学は認められます。学校によっては、初級コースがないなど、レベルが限定されている場合もあるので、詳細は各プログラムのウェブサイトなどで確認しましょう。


6. 住居

ホームステイ、寮、アパート、シェアハウス(共同生活の家)などいろいろな方法が考えられます。語学留学の場合、各学校の相談窓口のサポートを受け、ホームステイか寮のどちらかを選ぶのが一般的です。自分で住居を手配したい人の場合、多くの学校でアパートやシェアハウスの情報を提供しているので参考にするといいでしょう。


7. 費用

語学留学にかかる費用は、学校によって異なります。授業料のほか、出願料、住居費、食費、書籍代、医療保険費などがかかります。またほかに、現地での交通費や交際費などの出費があることも考慮に入れておきましょう。一般的に生活費は、東海岸や西海岸の大都市から離れた地域の方が安くすみます。


8. ビザ

アメリカの語学学校でフルタイムの学生として学ぶには、F-1学生ビザを取得する必要があります。学生ビザに関する詳しい情報は、米国大使館の「学生ビザ」または「交流訪問者ビザ」のページをご覧下さい。またビザに関する相談は、ビザカスタマーサービスへお問い合わせ下さい。



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