イベント・プログラム情報やアメリカに関する情報などをお届けします。

様々な挑戦に立ち向かい克服した宇宙分野で活躍する女性リーダーたちが登壇。科学技術分野へのキャリアパスを目指す女子学生をはじめ、次世代を担うリーダー育成促進につなぐとともに、将来の日米の科学技術開発連携への道筋を目指します。シンポジウムにはラーム・エマニュエル駐日米国大使の他、NASAアジア代表や、宇宙開発の分野で活躍する三名の女性たちが登壇します。大学関係者、研究者、学生だけでなく、興味をお持ちいただいた方はどなたでもご参加いただけます。皆様のご参加をお待ちしております。＊日英同時通訳および手話通訳あり

シンポジウム登壇者

ラーム・エマニュエル駐日米国大使

岡島礼奈氏　株式会社ALE代表取締役/CEO

榊原華帆氏　スペーステイメメント PTE. LTD/Founder&CEO

杉田尚子氏　宇宙航空研究開発機構　地球観測研究センター参事

束村博子氏　名古屋大学副総長・生命農学研究科教授 

司会進行

ガービー・マッキントッシュ　NASAアジア代表

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https://bit.ly/WomenInSpace0324

パネリスト略歴

岡島礼奈：株式会社ALE代表取締役/ CEO

1979年生まれ。鳥取県鳥取市出身。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻にて博士号（理学）を取得。在学中に、サイエンスとエンターテインメントの会社を代表取締役として設立。大学院卒業後、ゴールドマン・サックス証券へ入社。その後、2009年から人工流れ星の研究を開始しスタートさせ、2011年9月に株式会社ALEを設立。現在、代表取締役/ CEOを務める。2019年1月にJAXAのイプシロンロケットに人工流れ星用の人工衛星初号機が搭載され、打ち上げ成功。同年12月、Rocket Lab社のエレクトロンロケットに人工衛星2号機が搭載され、打上げ成功。「科学を社会につなぎ宇宙を文化圏にする」を会社のMissionに掲げる。人々の好奇心を育む宇宙エンターテインメントと、気候変動の解明に貢献する大気データの取得活用、軌道上環境維持に寄与にする宇宙デブリ対策装置の開発を通じ、科学と人類の持続的な発展への貢献を目指す。

榊原華帆： スペーステイメメント PTE. LTD　Founder／CEO

東京大学工学部機械工学科を卒業後、三菱商事株式会社にてDX事業開発に従事。2021年に「宇宙×エンターテイメント」を掲げ当社を創業。東大入学前は大手芸能事務所にて中川翔子のバックダンサー等を経験。在学中は留学先のカリフォルニア大学Davis校にて航空宇宙工学を学んだ他、SHOWROOM株式会社にてライブ配信プラットフォームのBizDev業務に従事。 

杉田尚子：宇宙航空研究開発機構　地球観測研究センター参事

宇宙航空研究開発機構　地球観測研究センター参事として、NASA・欧州宇宙機関との地球観測ダッシュボードの連携を担当。ワーク・ライフ変革推進室　協力員として組織のダイバーシティの推進、カナダ宇宙庁（CSA）、ドイツ航空宇宙センター（DLR）との宇宙機関におけるグローバルな人材意見交換ネットワークの設立・推進を担当。その他職歴として、元男女共同参画推進室長（2015～2016）、新事業促進部にて新規事業開発を推進。学歴：政策研究大学院大学にて、日本の宇宙政策の変遷の分析により博士号取得（公共政策分析）、ハーバード大学ケネディ・スクール修士課程修了（科学技術政策）

束村博子：名古屋大学副総長・生命農学研究科教授 

名古屋大学農学部卒、名古屋大学大学院博士課程を修了後、日本学術振興会特別研究員（DC）、米国カンサス大学医学部博士研究員、名古屋大学農学部助手、同大学院生命農学研究科准（助）教授を経て、2013年より教授。農学博士。専門は生殖科学・神経内分泌学。現在のテーマ：哺乳類の生殖を制御する脳内メカニズム、脳の性分化メカニズム。国内外の学会にてシンポジスト・教育講演など招待講演多数。日本家畜繁殖学会島村賞（1995年）、日本下垂体研究会吉村賞（2003年）、日本比較内分泌学会小林賞受賞（2019年）。名古屋大学において教育・研究を通じて人材育成に努める傍ら、総長補佐、男女共同参画室長、同センター長を務め2021年度より副総長（男女共同参画・多様性担当）。長年、女性教員比率の増加、女性上位職の増加、女性トップリーダー育成、育児と仕事の両立支援策、女子学生支援策の推進などに努め、大学、研究機関、自治体、企業等での男女共同参画推進のための講演など多数。文部科学省リーディング大学院プログラム「「ウェルビーイングinアジア」実現のための女性リーダー育成プログラム」プログラムコーディネータとしてグローバルに活躍できる女性リーダーの育成にも貢献