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講演会

アメリカ大使館共催: アメリカ女性参政権100周年記念 オンラインシンポジウム 「女性の政治進出で分断社会を乗り越えられるか 」

開催期間:2020年8月26日 14:00~15:45

募集期間:定員に達するまで

〜オンライン開催(Zoomウェビナー)〜

女性参政権100周年記念シンポジウム 女性の政治進出で分断社会を乗り越えられるか

日時    2020年8月26日(水)14:00-15:45(質疑応答を含む)

パネリスト 中林 美恵子 早稲田大学社会科学部教授(※兼モデレーター)

                      メリッサ・スウィーニー 米国大使館・政治部安全保障政策課長 

      栗原 涼子 早稲田大学・東京女子大学他非常勤講師

主催公財)市川房枝記念会女性と政治センター 後援 クオータ制を推進する会/国際婦人年連絡会/国連NGO内女性委員会

日英同時通訳つき・参加費無料・定員500名(オンライン登録先着順)

オンライン登録: https://zoom.us/webinar/register/WN_KtUgfufORH-tnEQ_evoxhw

 

1920826日アメリカ合衆国の女性たちは合衆国憲法修正19条により参政権を獲得しました。100周年を迎えた今年、連邦議会の女性議員は過去最多の127人(全体の23.1%下院の世界ランキング82位)を数えます。その背景には女性候補を支援する運動が広がり、近年は#MeToo運動で声を上げる女性も増えるなど、女性たちのエンパワーメントがあります。一方、いまだにERA男女平等憲法修正案)は採択されていません。シンポジウムでは歴史を振り返り、さらに今日の分断社会を女性たちの政治進出で乗り越えられるのか。女性国会議員世界ランキング166位の日本の私たちも考える機会としたいと思います。

 

シンポジウム記録ビデオ

 

☆☆パネリスト紹介 ☆☆

栗原涼子さん

テーマ:女性参政権運動の起源、運動の成立と展開の歴史を考える。セネカ・フォールズの全米女性会議で初めて女性参政 権が議題となり、南北戦争後の再建期、アフリカ系アメリカ人男性への参政権獲得を契機に、運動家の熱意は高まった。そして、運動の終盤において、第一次世界大戦への戦争協力と引きかえの女性参政権獲得へという論理を形成した。参政権獲得後にERAなどの法整備を求めた過程も再考する。

プロフィール:東京教育大学文学部卒業、サラ・ローレンス・カレッジ大学院修了。岩手県立大学助教授、コロンビア大学歴史学部客員研究員、東海大学教授を経て現在、早稲田大学、東京女子大学他非常勤講師。専門はアメリカのフェミニズム運動史。著書に『アメリカの フェミニズム運動史 女性参政権から平等憲法修正条項へ』(彩流社  2018年)『アメリカの第一波フェミニズム運動史』(ドメス出版)他多数  

 

メリッサ・スウィーニさん

テーマ:米国における女性の政治参加の歴史とジェンダー平等推進の必要性について語る。

プロフィール:現職就任前は、在タイ米国大使館で広報官を務める。それ以前は、中国、ケニア、カンボジア、ワ シントンDC、イラクにて勤務。国務省では、民主化支援、 人権尊重、経済成長、米国との安全保障同盟強化といった幅広い分野を担当する。2002年の国務省入省前は、弁護士として亡命希望者や人身取引被害者の米国移民手続きに関わる。インディアナ大学法律学卒業。

 

中林美恵子さん

テーマ:米国で女性の参政権が確立してから100年。ERA憲法 修正は実現しなかったものの、立法府に女性を送り込む努力は 着実に功を奏している。日本と同様、米国にクオータ制はない が、女性国会議員数は増加し続けている。その理由として、議員 一人ひとりが立法過程に積極的に関与できる仕組み、そして有権 者や女性支援団体などが議員の仕事を評価し選挙に生かせること等が挙げられる。日本の立法府にとっても学ぶべき点が多い。

プロフィール:大阪大学博士(国際公共政策)、米国ワシ ントン州立大学修士(政治学)。米国連邦議会上院予算委員会補佐官(米国家公務員)を10年務め、2002年から (独)経済産業研究所研究員、跡見学園女子大学准教授、米ジョンズホプキンス大学客員スカラー、財務省財政制度等審議会委員、衆議院議員(09-12)等を経て現職。米マンスフィー ルド財団名誉フェロー。著書に『トランプ大統領とアメリカ議会』など。

 

★★★Zoom ウェビナー参加方法★★★<必ずお読みください。参加登録により同意いただけたものとみなします。>

①配信形態:Zoom(ウェビナー)。画面に参加者のお名前と画像が、質問時以外出ることはありません。
②カメラ、マイク、スピーカー機能のついたパソコンやタブレット/スマートフォン、インターネット回線が必要です。電話回線による参加では同時通訳など一部の機能を使うことができません。なお、ご不安な方は、以下Zoomテストミーティングより接続性をご確認ください。
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/115002262083
③あらかじめ、パソコンやタブレット/スマートフォンにZoomのアプリケーション(最新版)をダウンロードしてください。なお、ウェビナーのご視聴にZoomのアカウントを作る必要はありません。また、既にインストールされている場合は、最新版にアップデートされていることをご確認下さい。
④Zoomインストール等を起因とするPCトラブルは自己責任となります。
⑤Zoomの使用方法・操作方法について、主催者・共催者はサポートいたしかねます。
⑥参加者のインターネット環境により、通信が不安定になったり、それを起因とした音声・映像などの不具合が発生する可能性がございます。予めご了承ください。なお、本イベントの録画を動画配信いたします。そちらも併せてご利用ください。
⑦参加者による許可のない録画・録音・撮影は固く禁じます。
⑧参加者の登録情報は、主催者・共催者のみがイベント開催の目的に使用します。

【参加登録】
①当フォームよりご登録下さい。オンライン登録後、折り返し登録メールアドレス宛にZoomからURLが自動送信されます。お申し込みの際にメールアドレスが間違っていると接続情報が届きませんのでご注意ください。
②シンポジウム開催当日は、自動送信されたURLをクリックしてご参加下さい。メールが届かない場合、迷惑メール/ゴミ箱フォルダに振り分けられていなかご確認下さい。
③シンポジウム開催中の質問方法・通訳音声利用方法は、本イベント冒頭で簡単なご案内をいたします。

 

基本情報

開催期間
2020年8月26日 14:00~15:45
募集期間
定員に達するまで
対象
一般
時間
14:00-15:45
地域
全国オンライン
会場
オンライン(Zoomウェビナー)
使用言語
英語・日本語
申し込み
オンライン登録
参加費
無料
定員
500名
問い合わせ
(公財)市川房枝記念会女性と政治センター fitikawa.moushikomi@fork.ocn.ne.jp アメリカ大使館広報文化交流部 tokyopascp@state.gov
通訳
日英同時通訳あり

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