イベント情報
講演会
米国大使館・領事館共催 オンラインレクチャー:「プラスチックごみにみる環境問題とSTEM教育の重要性」
開催期間:2020年7月22日(水) 10:00~11:30
米国大使館・領事館共催 オンラインレクチャー:「プラスチックごみにみる環境問題とSTEM教育の重要性」
日時 2020年7月22日(水 )午前10時 – 午前11時半
講師 ジェナ・ジャンベック氏【米国ジョージア大学工学部教授・同資源循環研究センター所長】
司会 浅利美鈴氏【京都大学大学院地球環境学堂准教授】
日英同時通訳つき
参加登録 https://business.form-mailer.jp/fms/55839e18125434
ご登録いただいた皆さまには、プログラム前日までにZoomのリンク、パスワードなどログイン情報をお送りいたします。
プラスチックごみが環境、特に海や川に与える影響については、ここ最近大きく取り上げられ問題視されています。2015年に行われた調査によると、世界のゴミの総排出量、人口密度、経済発展の度合いから、年間でおよそ800万トンものプラスチックごみが陸から海に流れ出ているということが分かりました。
この度、米国大使館は駐大阪・神戸米国総領事館及び京都大学大学院地球環境学堂と協力して、「プラスチックごみにみる環境問題とSTEM教育の重要性」をテーマにオンラインレクチャーを開催します。講師には、上記データの集計に携わった米国ジョージア大学工学部教授のジェナ・ジャンベック氏を迎え、プラスチックごみの問題について、世界の動向や各国政府が打ち出している政策や対策案についてご紹介します。また、使い捨てとならない資源の循環に着目し、地域レベルで行われている研究についてもお話頂きます。
さらに教育者として、ジャンベック氏は2019年にナショナル・ジオグラフィックのフェローとして、世界各国から女性研究者を集めて、インド・バングラデッシュのガンジス川のプラスチックごみの調査を牽引しています。環境問題に持続的に取り組むには次の世代、特に女性の参加が重要であると考えているジャンベック氏より、STEM(科学・技術・工学・数学)分野の人材育成に携わった経験やその重要性についてお話頂きます。
当日は質疑応答の時間も設けておりますので、皆様のご参加お待ちしています。
講師略歴:ジェナ・ジャンベック氏(Dr. Jenna Jambeck)
米国ジョージア大学工学部教授、同資源循環研究センター所長。
廃棄物処理についての研究を20年前から始め、2001年からは海洋ごみ関連のプロジェクトも進める。世界の廃棄物処理問題やプラスチック汚染対策を専門としている。特に海洋プラスックゴミのエキスパートとして広く認められ、米国議会、G7、G20や国連の環境プログラムなどで政策の助言を行っている。これまでの教育分野への貢献や研究歴を讃えて、UGAクレイティブリサーチメダルや2016-2017公共事業アウトリーチ・フェローシップを受賞。2014年には女性13名と共にeXXpedition事業に参加し、大西洋を横断しながら海洋及び土地に混じるプラスチックについて調査。さらに、2019年にはナショナル・ジオグラフィックのフェローとして、世界各国から女性研究者を集めて、インド・バングラデッシュのガンジス川のプラスチック・ゴミの調査を主導。女性のSTEM(科学・技術・工学・数学)分野進出の推進役としても活躍。
また携帯アプリMarine Debris Trackerの共同開発者でもあり、市民の科学分野への参加を促すツールとして今尚活用されている。当アプリと市民による科学プログラムへの参加により、世界で200万個以上の海洋ゴミの在りかを特定し回収することが出来た。
司会略歴:浅利美鈴氏(Dr. Misuzu Asari)
京都大学大学院地球環境学堂准教授
2000年、京都大学工学部地球工学科卒業。2004年、
基本情報
- 開催期間
- 2020年7月22日(水) 10:00~11:30
- 対象
- 学生、教員、NGO/NPOなど
- 時間
- 10:00~11:30
- 地域
- オンライン
- 会場
- オンライン
- 使用言語
- 英語・日本語
- 申し込み
- https://business.form-mailer.jp/fms/55839e18125434
- 参加費
- 無料
- 定員
- 500名
- 問い合わせ
- TokyoPASCP@state.gov
- 締切
- 定員に達し次第終了
- 通訳
- 日英同時通訳あり