イベント情報

講演会

アメリカ大使館共催:インド太平洋における海洋問題:「自由で開かれた」共有ビジョンの構築 in 福岡

開催期間:2019年11月20日(水) 13:00~14:30

海洋課題全般を考える際、「自由で開かれた」とは何を意味するのだろうか?海洋における課題は、海洋法から海洋状況把握(MDA)、情報共有や環境問題、さらには海洋資源の管理にまで及ぶ。このパネルディスカッションでは、様々な海洋問題や「自由で開かれたインド太平洋」が何を意味するのかを明確にするために日米が連携できる方法や、日米両国ならびに東南アジアの沿岸警備隊がインド太平洋ビジョンに寄与する方法を検討する。


この公開セミナーはどなたでも参加頂けます。皆様のご参加をお待ちいたしております。

 

開催日 2019年11月20日(水) 13:00~14:30

時間  13:00~14:30

会場  福岡大学 一号館 121教室

住所  福岡県福岡市城南区七隈8丁目19−1

問い合わせ:kazu@law.fukuoka-u.ac.jp か stephanieweston@gmail.comまで

 

【パネリスト略歴】

 

 

ロバート・「ボブ」・ギリアー(Robert P. “Bob” GIRRIER)元米国海軍少将

ホノルルに拠点を置く非営利・無党派の民間外交政策研究機関であるパシフィックフォーラム理事長。同機関は、インド太平洋地域における政治、安全保障、戦略を専門としている。インド太平洋、ヨーロッパ、中東地域において30年あまりに及ぶ海事経験を有する。広範な作戦展開を行ってきた海軍指揮官としての同氏の作戦任務は、米国太平洋軍における太平洋艦隊の副司令官としてその頂点を迎えました。太平洋軍における任務では、2つの空母打撃群、駆逐艦隊、駆逐艦、グローバル機雷戦闘作戦、掃海艦の指揮をとってきている。中国海軍との「海上領域における行動に関する規則 (Rules of Behavior in the Maritime Domain)」交渉の場では、交渉チームの海軍代表を務めた。海上における指揮や船舶監視スキル、リーダーシップ / マネージメントに関する海軍関連の専門書を3冊出版しているほか、『艦隊戦略と海軍作戦(第3版)』(2018年6月)の共著者。2017年のアメリカ海軍協会機関紙年間最優秀著者。ハーバード大学ケネディスクールの公共政策学修士、ロードアイランド大学の海事学修士、アメリカン大学スクール・オブ・インターナショナル・サービスの国際関係学修士、米国海軍兵学校学士。

 

デオ・フローレンス・L・オンダ(Deo Florence L. Onda)博士

フィリピン大学ディリマン校海洋科学研究所(UPMSI)准教授。微生物海洋学研究室設立の研究責任者。UPMSI研究副部長。カナダのケベック州にあるラヴァル大学で海洋学の大学間博士号を取得。UP機構の帰任博士号フェロー(Returning PhD Fellow)およびフィリピン政府の科学技術部の帰任科学者フェロー(Returning Scientist Fellow)としてフィリピンに帰国。現在の専門分野は、変化する環境に微生物群集をどのように指標として用いることができるかの研究。国際的な賞やフェローシップを多数受賞している。最近では、国境を超えて問題となっているプラスチック汚染問題にも取り組む傍ら、南シナ海を含め極地や熱帯の研究に海洋学者として関与し複数の国際研究機関と協力を続ける。とりわけ西フィリピン海の海洋環境保全の取り組みに力を入れている。最近では、南沙諸島(スプラトリー諸島)のカラヤアン群島への研究旅行において主任研究員およびプログラムリーダーを務めた。

 

 

  佐藤洋一郎

慶応大学法学部法律学科卒業  サウスカロライナ大学大学院国際研究修士  ハワイ大学大学院政治科学博士

現職 立命館アジア太平洋大学アジア太平洋研究科教授、立命館アジア太平洋大学国際協力・研究部長

職歴 ハワイ大学、関西外大ハワイカレッジ、オークランド大学、米国国防総省アジア太平洋安全保障研究所、コロラド州立鉱業大学

編著書 The Rise of China and International Security (Kevin Cooneyとの共編著, Routledge, 2008), The U.S.-Japan Security Alliance (猪口孝、 G. John Ikenberryとの共編著, Palgrave, 2011), U.S. Engagement in the Asia Pacific (See Seng Tangとの共編著, Cambria, 2015), Re-rising Japan: Its Strategic Power in International Relations (酒井英一との共編著, Peter Lang, 2017)、他多数.

【モデレーター略歴】

 

ブラッド・グロッサーマン Brad Glosserman

多摩大学ルール形成戦略研究所(CRS)副所長。同時に、2004-2017年の間Executive Directorを務めたアジア太平洋の外交・安全保障研究を行うホノルルのシンクタンク、パシフィック・フォーラムのシニア・アドバイザーも兼任。専門は米国外交政策とアジアの安全保障。近著に、ジョージタウン大学出版会から出版されたPeak Japan: The End of Grand Ambitions (2019) や、外交問題評議会(CFR)のスコット・スナイダー(Scott Snyder)と共著でコロンビア大学出版会より出版したThe Japan-South Korea Identity Clash: East Asian Security and the United States (2015) がある。また、Tae-hyo Kimとの共編著として、米国戦略国際問題研究所(CSIS)出版のThe Future of U.S.-Korea-Japan Relations: Balancing Values and Interests (2004)がある。その他、多数の著作、論文、論説が世界中で出版されている。オーストリアのインスブルック・マネジメント・センター非常勤講師、大阪大学大学院国際公共政策研究科客員講師等も兼任。ジョージ・ワシントン大学法務博士(JD)、ジョンズ・ホプキンズ大学ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院(SAIS)修士(MA)、リード・カレッジ学士(BA)。

基本情報

開催期間
2019年11月20日(水) 13:00~14:30
時間
13:00~14:30
地域
九州
会場
福岡大学 一号館 121教室
住所
福岡県福岡市城南区七隈8丁目19−1
使用言語
英語・日本語
その他
英語・日本語同時通訳有り
参加費
無料
問い合わせ
kazu@law.fukuoka-u.ac.jp か stephanieweston@gmail.com まで
通訳
日英同時通訳あり

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