イベント情報
講演会
アメリカ大使館支援:日米宇宙フォーラム~第二宇宙時代の日米宇宙協力~
開催期間:2019年2月7日(木) 14:30~17:00
2019年にアメリカのアポロ11号による人類初の月面着陸から50年の節目を迎えます。「第2宇宙時代」の現在、はるかに多くの国や国に準じる組織が宇宙活動を行うようになりました。この50年の間に、日本も宇宙大国となりました。マイク・マンスフィールドは、日米関係は「世界で他に類を見ない」最も重要な2国間関係であることを喚起したことで知られています。したがって、世界の二大宇宙大国として、日米がこの新しい宇宙時代の安全性と安定性を維持し、宇宙飛行士による月の再訪と火星探査を目指して、強固なパートナーシップを構築しています。モーリーン・アンド・ マンスフィールド財団が「日米宇宙フォーラム~第二宇宙時代の日米宇宙協力~」の将来についてのディスカッションを開催します。(同時通訳付)
日米宇宙フォーラムは日本の宇宙政策の専門家による常設委員会であり、二国間あるいは多国間の宇宙関連活動における重要な発展と機会について検討するため定期的に会合を開催しています。国の宇宙開発能力において民間部門の役割が拡大している現状を受け、このフォーラムではクリエイティブで率直な意見交換を通して、企業、大学、政府関係者など多様な専門家の見解を取りまとめています。宇宙・外交政策について多様な専門知識を有するこのフォーラムは、日米宇宙協力のより強固な基盤となり、また、国際安全保障の進化や国の宇宙活動への民間部門の持続的かつ堅固なかかわりの重要性の増大を反映した宇宙政策の提言をしています。
なお、日米宇宙フォーラムはボーイング、IHIコーポレーション、三菱電機、三菱重工、NEC、ハリス・コーポレーションからの協賛ならびに慶應義塾大学、在日米国大使館、多摩大学ルール形成戦略研究所、日本経済団連合会からの支援のもと開催しています。
日時: | 2019年2月7日(木)14時30分~17時00分 (14時00分 開場) |
場所: |
〒108-0075 東京都港区港南2-14-14 品川インターシティフロント5階 |
申し訳ございませんが定員に達しましたので、申し込みを締切りました。
プログラム終了後、記者インタビューをご希望の方はtokyoinfo@mansfieldfdn.orgまでご連絡ください。(通訳なし)
–プログラム(同時通訳付)–
概要説明 (14:30-14:50)
TBD | 在日米国大使館 |
フランク・ジャヌージ | モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団理事長兼CEO |
基調講演&質疑応答 (14:50-15:20)
山川 宏 | JAXA理事長 |
パネルディスカッション&質疑応答 (15:20-17:00)
クリストファー・ブラッカビー |
株式会社アストロスケールグループ最高執行責任者 |
西山 淳一 |
日本宇宙安全保障研究所(JISS) |
青木 節子 | 慶応義塾大学大学院法務研究科教授 |
ジョン・ミトルマン | 海洋状況把握(MDA)専門家 |
倉原 直美 | インフォステラ代表取締役CEO |
サーディア・ペッカネン | ワシントン大学ヘンリー・M・ジャクソン国際研究大学院教授 (司会) |
*敬称略
スピーカー略歴
青木 節子 慶応義塾大学大学院法務研究科 教授 防衛大学校助教授、慶應義塾大学総合政策学部助教授、教授を経て、現在、慶応義塾大学大学院法務研究科教授。内閣府宇宙政策委員会委員。2002年より国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)法律小委員会日本代表団メンバー。
|
クリストファー・ブラッカビー 株式会社アストロスケール グループ最高執行責任者 株式会社アストロスケールの最高執行責任者。現職以前の2012年から2017年まで、米国航空宇宙局アジア担当代表を務めた。在日米国大使館の宇宙政策担当官として、アジア地域における協力機会構築、駐日米国大使及び米国政府高官への宇宙戦略に関する支援・提案、NASAとアジア地域のパートナーとの契約・問題解決にあたり最前線で交渉に従事、NASAの活動関連の数多くのイベントに参加。
|
フランク・ジャヌージ 2014年4月よりモーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団理事長・最高経営責任者。以前は、アムネスティー・インターナショナル米国 事務局次長(政策・研究アドボカシー)として、人権擁護・個人と地域社会の安全・非合法に逮捕・投獄された政治犯の釈放をすすめる法令や政策を形成、促進した。1997 年から2012 年まで、米国上院外交委員会東アジアおよび太平洋地域担当の政策部長として、同委員会委員長のジョゼフ・バイデン氏やジョン・ケリー氏に、米国と同地域間の安全保障、政治、経済、人権等、広範な問題について提言を行ってきた。エール大学で歴史学の学士号、ハーバード大学ケネディー行政大学院で公共政策修士号取得。
|
倉原 直美 インフォステラ 共同創業者 代表取締役CEO 2016年1月より、インフォステラ代表取締役CEO。2010年、九州工業大学大学院博士後期課程修了(電気電子工学専攻)。その後、東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻の研究員として、HODOYOSHIプロジェクトに携わる。プロジェクト終了後、大手衛星運用システムメーカー、インテグラルシステムズジャパン勤務を経て、2016年、人類の生存圏拡大に資する宇宙の通信インフラ構築企業、インフォステラを共同設立。
|
ジョン・ミトルマン 海洋状況把握(MDA) 専門家 米国海軍研究所(ワシントンDC)にて、海上安全や警備、統治における政策と技術が交差する分野に従事。米国戦略の一つである、海上領域認識における宇宙の活用における国際関係、及び同盟国やパートナーとの強固な情報共有を可能とする技術や政策が専門。 また、同氏は、最先端の海上領域認識システム強化のため民間・商業宇宙システムを利用した国際協調の機会を探るホワイトハウス委託による米国政府諸機関で構成される“whole of U.S. government”チームを率いる。同氏は、コーネル大学で工学学士号、マサチューセッツ工科大学大学院で海洋工学修士号、アイオワ州立大学で機械工学博士号取得。海軍省優秀市民奉仕賞(2009年)、アメリカ海軍技術者協会のソルベルグ賞(1980年)など、数々の賞を受賞。
|
西山 淳一 日本宇宙安全保障研究所 事務局副代表 北海道大学工学部機械工学第二学科卒業、北海道大学大学院機械工学研究科修了(修士)。1971年4月、三菱重工業(株)名古屋航空機製作所入社、航空宇宙技術の設計開発等に従事、誘導機器・特車部長、誘導機器部長を経て航空宇宙事業本部 副事業本部長。その後、事業本部顧問を経て退職(2011年9月)。2012年2月、未来工学研究所入所。現在、(一社)日本戦略研究フォーラム監事、衆議院調査局客員調査員、(一社)先端加速器科学技術推進協議会顧問、政策研究大学院大学客員研究員、防衛装備庁有識者会議委員、内閣府・イノベーション政策強化推進のための有識者会議「安全・安心」委員。
|
サーディア・ペッカネン ワシントン大学ジャクソン国際関係学大学院副所長兼教授。同大学政治学部、法科大学院の非常勤教授も務める。コロンビア大学大学院とエール大学法科大学院で修士号、ハーバード大学で博士号取得。宇宙ガバナンス、安全保障、政策の観点から見た日本とアジアの国際関係が専門。また、毎月同氏が執筆するコラムがフォーブス誌に掲載されている。
|
山川 宏 JAXA 理事長 2018年4月より、宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事長。それ以前は、2006年から京都大学生存圏研究所教授に就任。また、2010年から2012年にかけては内閣官房宇宙開発戦略本部事務局長、2012年7月以降は内閣府宇宙政策委員会の委員等を歴任。 |
基本情報
- 開催期間
- 2019年2月7日(木) 14:30~17:00
- 対象
- 社会人・大学生
- 時間
- 14:30~17:00(開場 14:00)
- 地域
- 関東・甲信越
- 会場
- 多摩大学ルール形成戦略研究所
- 住所
- 東京都港区港南2-14-14 品川インターシティフロント5階
- 使用言語
- 英語・日本語
- 申し込み
- https://goo.gl/g3SBDm
- 参加費
- 無料
- 定員
- 80名
- 通訳
- 日英同時通訳あり