イベント情報
イベント講演会
アメリカ大使館主催:変貌するニュースメディアとデジタル社会のメディアリタラシー
開催期間:2018年11月6日(火) 18:00~19:30
変貌するニュースメディアとデジタル社会のメディアリタラシー
インターネットと、その利用端末の急速な普及でニュースや情報の配信スタイルは大きな変貌を遂げています。SNSなどが急速に普及拡大し、誰でもニュースの発信者になれるいま事実と真実の見極めがますます困難になっています。また発信する側のメディアのあり方も大きく変わってきています。情報の受け手だけではなく、情報発信者としてのリテラシーも問われる時代になっています。
この講演会では、長年にわたりジャーナリストとして活躍し、外交の専門家でもあるクラレフ氏に、変貌するニュースメディアの現状と課題をお話しいただくほか、朝日新聞編集委員秋山訓子氏とバズフィードジャパン創刊編集長の古田大輔氏のお二人を交えて、情報の正確性を検証するファクトチェックの重要性や、情報を鵜呑みにすることなく批判的にとらえようとする能力、「メディアリタラシー」についてもお話いただく予定です。 質疑応答の時間も設けていますのでふるってご参加ください!
この講演会はライブ配信する予定です。
講師略歴
ニコラス・クラレフ氏
ワシントン国際外交アカデミー エグゼクティブディレクター
元ファイナンシャルタイムズ、ワシントンタイムズ特派員
国際外交、メディアを専門とする文筆家でありアントレプレナー。ファイナンシャルタイムズ、ワシントンタイムズ特派員を務め、米国務省長官の海外訪問に同行するなど10年以上にわたりアメリカの外交を取材してきた。ニューヨークタイムズ、フォーリンポリシー、ハフィントンポスト、アトランティックなどにも記事を寄稿している。また、CNN, NPR, BBCなど多くの番組にも出演している。エグゼクティブディレクターを務めるワシントン国際外交アカデミーでは、政府高官や国際関係学の専門家を対象に外交関連の質の高いトレーニングを行っている。
ハーバード大学ジョン・F・ケネディ 公共政策大学院で修士号取得。(公共政策)5か国語を話す。外交、メデイア専門の著書多数。
司会・パネリスト
秋山訓子(あきやま・のりこ)
朝日新聞編集委員
朝日新聞編集委員。東京大学文学部社会学科を卒業し、朝日新聞入社。横浜総局、政治部、経済部、アエラ編集部、GLOBE編集部などを経て現職。政治部では首相官邸、自民党、外務省、民主党などを担当。「女性初」のキャップ、デスク、編集委員となる。担当は政治、NPO/NGOなど。NPO法施行時より20年にわたりNPO取材を続ける。『ゆっくりやさしく社会を変える――NPOで輝く女たち』、『女性官僚という生き方』(村木厚子氏との共著)など著書多数。2010年夏より1年間、英国大学院ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE: London School of Economics and Political Science)に留学。2016年10月、国務省人物交流プログラム:インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム(テーマ:Politics and Elections in the United States)に参加。
パネリスト
古田大輔(ふるた・だいすけ)
バズフィードジャパン創刊編集長
1977年福岡生まれ。早稲田大政治経済学部卒。2002年に朝日新聞社入社。京都総局、豊岡支局を経て、社会部で事件や災害、外国人労働者などの取材を担当したのち海外特派員に。アジア総局(バンコク)、シンガポール支局長を歴任。東京に戻ってデジタル編集に携わり、2015年10月に退社。同月、BuzzFeed Japanの創刊編集長に就任。ニュースからエンターテイメントまでカバーし、動画にも取り組むグローバルなメディアにおいて、調査報道やファクトチェックにも力を入れている。共著に「フェイクと憎悪」。TBS「サンデーモーニング」などに出演。
基本情報
- 開催期間
- 2018年11月6日(火) 18:00~19:30
- 対象
- 学生・メディア・ビジネス・一般
- 時間
- 18:00~19:30(開場: 17:15)
- 地域
- 関東・甲信越
- 会場
- アメリカンセンターJapan
- 住所
- 東京都港区赤坂1-1-14 野村不動産溜池ビル8階
- 使用言語
- 英語・日本語
- 参加費
- 無料
- 定員
- 100名
- 通訳
- 日英同時通訳あり