イベント情報

講演会

アメリカ大使館主催 講演会 in 東京:米国教育現場レポート 〜アメリカにおけるICT教育と第ニ言語教育〜

開催期間:2018年7月20日(金)18:00~20:00 (17:15 開場)

2020年の教育改革の柱の一つである「英語改革」により、日本の英語教育は大きな変革期を迎えています。


この英語改革を受けて、 英語で授業をすることや 「話す」・「書く」を中心に発信力を強化し、スピーチ、プレゼンテーション、ディベート、ディスカッションなどの力を育てるため、
英語教員の方々および英語教育に携わる方々には、高度なレベルでの英語教育を実践することが求められるようになります。

 

本講演では、米国国務省の招聘プログラム ” インターナショナル・ビジターリーダーシッププログラム(IVLP)” で今春、
アメリカの教育現場を視察してきた2名の教育関係者の方に、
アメリカの教育現状から見た日本の英語改革・教育改革への示唆をいただきます。
主に、「テクノロジーを用いた教育 」や 「アメリカにおける言語教育 」、「 多文化の多様性 」という観点からお話いただきます。

また、講演後にはネットーワーキングも兼ねたレセプション(30分)を予定しております。

詳しいプレゼンテーションの内容は、下記の【ゲストスピーカーからのメッセージ】をご覧ください。

皆様のご来場を心よりお待ちしております!

 

【ゲストスピーカーからのメッセージ】

◇リクルート次世代教育研究院 院長 小宮山 利恵子 氏 (Ms. Rieko Komiyama) 

2018年1月から2月にかけて米国国務省招聘プログラム(IVLP)に参加させて頂きました。ワシントンD.C.から始まり、ボストン、ルイビル(ケンタッキー州)、サンフランシスコと訪問させて頂き主にテクノロジーを用いた教育について行政、教育機関、NPO等から学ばせて頂きました。米国における教育制度概要と同プログラムにて印象的だった事象について、お話させて頂きます。

また、AIと教育の現況について弊研究所における「スタディサプリ」のデータを用いた研究内容や、AI研究の二強と言われている米中の研究進捗等についても合わせてお話致します。

 

◇大阪府教育センター小中学校教育推進室 教科教育推進グループ主任指導主事 信田 清志  氏(Mr. Kiyoshi Nobuta)
21世紀の教育現状から外国語教育を考える 〜これからの教育の在り様に迫る〜

  • 今日的な社会課題のみならず、近未来的な視点から、あるべき教育の方向性を大綱的に示した新学習指導要領(平成30年3月告示)が告示されました。その概要を、社会文脈と共に参加者の皆様に提示させていただきます。
  • 小学校中学年からの外国語教育の導入など、日本における外国語教育に係る変化は大きいものがあります。特に、この数年間は、新学習指導要領に係る移行措置として新しい授業観や教師像をつくりあげる重要な時期であります。
  • その中で、何をIVLPで学んだのかを新学習指導要領で3つ示されている「新しい時代に必要となる資質・能力の育成」に基づいて整理し、お伝えいたします。
  • 生きて働く知識・技能の習得  … 語学教育の根幹となる学びについて、知るだけでは役に立たないという事例を、ワシントン D.Cでお邪魔したチャータースクールの授業参観からお示します。
  • 未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成  … 言語教育施策が大きく変わり、今後のあるべき教育の方向性は誰も知らない未知の状況です。しかし、どのように社会参画者として納得解を作り上げていけばよいのか、そのヒントが示されたシカゴでの外国語教育国際学会の講演内容をお伝えします。
  • 学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性の涵養  … 人間性の涵養に係る内容として、IVLPに参加した14ヵ国の仲間がどのように「家族」となっていったか、最も印象的であった難民のためのつくられた地域の語学学校での出来事などをエピソードとしてお伝えします。

 

モデレーター: 
株式会社 ティー・シー・ケー・ワークショップ
(海外帰国子女向けオンライン家庭教師)代表取締役社長
2013年フルブライト奨学生、ハーバード大学経営大学院卒業
水田 早枝子 氏(Ms. Saeko Mizuta)

 

申し込み受付はこちらから:https://business.form-mailer.jp/fms/daaeba0788780
(先着80名。定員に達し次第受付を終了いたします。)

 

 

ゲストスピーカー略歴

リクルート次世代教育研究院 院長 小宮山 利恵子 氏 (Ms. Rieko Komiyama) 

1977年東京都生まれ。早稲田大学大学院修了。衆議院、ベネッセ等を経て「スタディサプリ」を展開する株式会社リクルートマーケティングパートナーズにて2015年12月より現職。
本年8月より米連邦政府系シンクタンクEast West Center Fellowを兼務。超党派国会議員連盟「教育におけるICT利活用促進をめざす議員連盟」有識者アドバイザー。
教育新聞特任解説委員。東洋経済オンラインにてテクノロジーと教育の連載を持つ。NewsPicksプロピッカー(教育)。
米国国務省招聘プログラムInternational Visitor Leadership Program参加(Education in the Digital Age、2018年)。
留学経験は、漢陽大学大学院(韓国・国際関係学)、チュニス大学(チュニジア・アラビア語)。

 

 

 

大阪府教育センター小中学校教育推進室 教科教育推進グループ主任指導主事 信田 清志  氏(Ms. Kiyoshi Nobuta)

 

1972年大阪府生まれ。関西大学大学院外国語教育学研究科修了。公立中学校等を経て、2008年4月より大阪府教育委員会事務局(現大阪府教育庁)指導主事。
2015年4月より大阪阪府教育センター指導主事、現在、同主任指導主事。大阪府内の小・中学校教員を対象とした教職員研修や研究授業等での指導助言を中心に、
関西圏での外国語教育研究学会や大学等でも外国語(英語)教育に係る講演等をおこなう。
米国国務省招聘プログラムInternational Visitor Leadership Programに参加(American Language and Multi-Cultural Diversity、2018年)。

【共著】・信田清志(2017)「2章5節 事例:学習指導要領が目指す新しい外国語活動の授業」 菅 正隆(編者)『平成29年度改訂小学校教育課程実践講座外国語活動・外国語』,87-97    ・信田清志(2017)「第4章外国語活動・外国語の教育課程の在り方」 菅 正隆(編者)『平成29年度改訂小学校教育課程実践講座外国語活動・外国語』,192-208

 

 

注意)アメリカンセンターJAPANでは施設内にノートパソコンを持ち込めなくなりました。こちらでお預かりすることもできません。また、スマートフォンは受付にて電源をオフまたは機内モードにした状態で会場へお持込いただけます。ご不便をおかけして申し訳ありませんがご協力のほどをよろしくお願い致します。

 

 

 

基本情報

開催期間
2018年7月20日(金)18:00~20:00 (17:15 開場)
対象
英語教員の方、教育関係者の方、官庁関係者の方、一般の方
時間
18:00~20:00 (17:15 開場)※セキュリティチェックに時間がかかりますので、お早めに会場へお越しください。
地域
関東・甲信越
会場
アメリカンセンターJAPAN
住所
〒107-0052 東京都港区赤坂1-1-14 野村不動産溜池ビル8F
使用言語
日本語
その他
アクセス:東京メトロ銀座線・南北線 溜池山王駅8番または9番出口より徒歩15分
参加費
無料
定員
80名
問い合わせ
アメリカ大使館広報・文化交流部(担当:小林)Email: statealumnijapan@gmail.com / Tel 03-3224-5000 (代表)
締切
定員に達し次第、受付を終了とさせていただきます。

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