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ディズニー初の黒人アニメーター

『伝説のアニメーター：フロイド・ノーマン』 (Floyd Norman: Animated Life)

American Film Showcase 映画＆監督とのトークイベント

1956年に初の黒人アニメーターとしてディズニーに雇われた伝説のアニメーター、フロイドノーマン。フロイドのアニメーションにかける情熱と彼が歩んできた波乱万丈の人生を、アニメーションやインタビューを交えながら生き生きと描いたドキュメンタリー映画です。フロイド・ノーマンは『眠れる森の美女』、『101匹わんちゃん』、『ジャングルブック』、『メリー・ポピンズ』などディズニーを代表する数々の名作やピクサー・アニメーションスタジオのトイストーリ２の製作などにも携わっています。

 黒人の雇用に対して差別のあった１９５０年代のアメリカの時代背景や、仕事に関しては厳しかった雇用主のウォルト・ディズニーとのやりとり、一度はディズニーを離れて自らアニメーション会社を興し奮闘するフロイドの波乱万丈な人生を、アメリカのアニメーションの歴史を織り交ぜながら描いていてみどころ満載です！（映画：日本語字幕つき）

上映後はこの作品の脚本、監督を手がけたマイケル・フィオ－レ氏のトークと質疑応答の時間も設けています。監督と直接話ができるチャンスです！　(同時通訳付き）　皆さんの参加をお待ちしています！

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講師略歴

マイケル・フィオーレ (Michael Fiore)

監督

マイケル・フィオーレ・フィルム, フィオーレ・メディア・グループのCCOでありオーナー。マイケルと彼のチームは映画やテレビ、コマーシャルの構想、資金調達、製作を行っている。2017年には、ボルテージ・ピクチャーズと共同で製作したサスペンススリラー　“Keep Watching”をリリースし全米で上映される。「伝説のアニメータ：フロイド・ノーマン」は、米国内の数々の映画祭で賞を受賞し、ニューヨーク、ロスアンゼルスなど米国4都市で上映される。2017年アカデミー賞の選考リストにも残った。

ニューヨーク大学 テッシュ・スクール・オブ・アーツ　(New York University Tisch School of the Arts)で学士号取得。

司会

松井剛

一橋大学経営管理研究科教授

専攻はマーケティング、消費文化理論。2007年に安倍フェローシップの支援を受けて、プリンストン大学社会学部客員フェローとして、１年半、アメリカに滞在。以来、日本産マンガのアメリカ市場への展開についての研究を進めてきた。その成果は、『アメリカに日本のマンガを輸出する：ポップカルチャーのグローバル・マーケティング』として有斐閣より出版予定。

American Film Showcase (AFS)とは？

南カリフォルニア大学と国務省のAmerican Film Showcaseのプロジェクト。米国内外の多くの賞を受賞したインデペンデント系のフィクションやドキュメンタリー映画などの優れた作品を上映し、監督、製作者が自作の映画について質疑応答を行うほかワークショップなども開催します。主要な対象者は若者で、映画や製作者との対話を通じアメリカ社会、文化への理解促進を目的としています。