イベント情報

講演会

アメリカ大使館主催:平昌オリンピック後に見る日米韓関係の行方

開催期間:2018年3月26日(月)

◇ 講 師        ケント・E・カルダー (Kent E. Calder)  
                       【ジョンズ・ホプキンス大学 高等国際問題研究大学院(SAIS)付属

                         エドウィン・ライシャワー東アジア研究センター長、アジアプログラム長

 

◇ 司 会    阪田 恭代 (Yasuyo Sakata) *NEW!

                   【神田外語大学国際コミュニケーション学科教授】

 

こちらからお申し込み下さい:https://goo.gl/zR2pQW

(先着順。定員に達し次第受付を終了いたします。)

 

先日開催された平昌オリンピックでは韓国と北朝鮮の歩み寄りが報じられました。希望と協調のオリンピック精神を象徴するかのように、開会式では統一旗を掲げて韓国と北朝鮮が合同で入場行進を行い、女子アイスホッケーでは初めて南北合同チームが結成されました。北朝鮮はオリンピックを通して両国の民族意識に働きかけ、融和の姿勢を積極的に披露していました。しかしながら、一時的な緊張緩和の裏では北朝鮮の核・ミサイル能力の脅威というものがますます深刻なものになっています。本講演会では、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)付属エドウィン・O・ライシャワー東アジア研究センター長のケント・E・カルダー氏を迎えて、北朝鮮に対して複雑化する日米韓の関係および現状についてお話いただきます。変わり行く三ヶ国の関係の中で、今後どのような戦略が必要なのでしょうか?さらに、カルダー氏より広く見据えた北東アジア地域の戦略的な位置づけや、長きに渡って築かれた同盟国間の信頼を揺らぐ北朝鮮の影響力についてもお話を伺います。皆様のご参加お待ちしています。

 

*YouTubeでライブ配信予定です。https://www.youtube.com/user/usembassytokyo/live

 

講師略歴: ケント・E・カルダー (Kent E. Calder)           

ケント・E・カルダー氏はジョンズ・ホプキンス大学の教授であり、同高等国際問題研究大学院(SAIS)付属エドウィン・ライシャワー東アジア研究センター長およびアジアプログラム長を務めている。2003年にSAISに入る前までは、20年間プリンストン大学で、ハーバード大学でも4年間教えている。その他ソウルの国立大学、ヤンゴン大学やシンガポール南洋理工大学ラジャラトナム国際関係研究所などでも教鞭に立つ。また、1997年から2001年まで駐日米国大使特別補佐官として東京に勤務、1989年から1993年までと1996年には国際戦略問題研究(CSIS)の日本担当部長、1979年から1980年まではハーバード大学の日米プログラムの初代事務局長も務める。東アジア政治経済の専門家として、通算で11年間日本で研究活動を行っている。1979年、エドウィン・ライシャワー門下の研究者として、ハーバード大学よりPh.D.を取得。主な著書に日本でアジア・太平洋大賞を受賞した「アジア危機の構図」、「戦略的資本主義」、「米軍再編の政治学」2008年5月(日本経済新聞出版社)、「日米同盟の静かなる危機」2008年11月(ウエッジ出版社)「Pacific Alliance」(イエール大学出版社)、「The New Continentalism: Energy and Twenty-First Century Eurasian Geopolitics」」(イエール大学出版社)、「 Circles of Compensation: Economic Growth and the Globalization of Japan」(スタンフォード大学出版社 2017) がある。

 

司会略歴: 阪田 恭代 (Yasuyo Sakata)

神田外語大学国際コミュニケーション学科教授。専門分野は朝鮮半島と北東アジアの安全保障、特に同盟関係や日米韓安全保障協力。1992-94年まで平和・安全保障研究所安全保障奨学プログラムに参加、2008‐09年に韓国延世大学校国際学大学院(現代韓国学研究所)訪問研究員、2014年にジョージワシントン大学シグール研究所訪問研究員。政府機関などでも講義を行い、日本国際問題研究所(JIIA)などのシンクタンクとも協力。防衛省の防衛施設中央審議会委員。他国際安全保障学会(JAIS)や現代韓国朝鮮学会(ACKJ)などの学術学会でも委員を務める。著書(共著含む)にUS-Japan Security Alliance (Palgrave)、Trilateralism and Beyond (Kent State UP) ( アメリカ国家安全保障アーカイブプロジェクト)、 Japan’s Foreign Policy Challenges in East Asia (Stimson Center)、「日本の対中安全保障戦略:パワーシフト時代の『統合』・『バランス』・『抑止』の追求」(東京財団)などがある 。NHK World、テレビ朝日、アリランTVなどにも出演。慶應義塾大学法学部政治学科学士号、修士号取得。

基本情報

開催期間
2018年3月26日(月)
時間
15:00 - 16:30(開場 14:15)
地域
関東・甲信越
会場
アメリカンセンターJAPAN
住所
港区赤坂1-1-14  野村不動産溜池ビル8階
使用言語
英語・日本語
参加費
無料
定員
80名
通訳
日英同時通訳あり

カレンダー

条件検索

Twitter

  • YouTube
  • Flickr
  • LINE