イベント情報
イベント講演会
アメリカ大使館主催:平等な情報アクセスの機会を社会に! アメリカの図書館における男女共同参画社会への取り組み
開催期間:2017年10月12日(木) 15:30~17:00
平等な情報アクセスの機会を社会に!
アメリカの図書館における男女共同参画社会への取り組み
(同時通訳つき)
2015年9月,国際連合は2030 Agenda for Sustainable Development (持続可能な開発のための2030アジェンダ)を採択しました。17のアジェンダの1つに「男女格差をなくしすべての女性と少女の地位向上を促進する」が掲げられています。米国の大学図書館、公共図書館など多くの図書館は蔵書構築や利用者サービス、プログラム企画、他機関との連携を通じてこのアジェンダの目標達成を推進しています。
この講演では、図書館で数多くのプロジェクトを担当し、女性学の研究者でもあるヤング氏をお招きし、アメリカの図書館が男女共同参画社会に向けてどのような取り組みを行っているかをお話いただきます。司会は筑波大学図書館情報メディア系小泉公乃先生にお願いしています。質疑応答の時間も設けておりますので奮ってご参加ください。
講師略歴
コートニー・ヤング氏(Courtney L. Young)
アメリカ図書館協会(ALA)元会長,ペンシルヴァニア州立大学図書館長・女性学教授
ぺンシルバニア州立大学図書館館長、同大学教授(女性学)を兼任。2014年から2015年は米国図書館協会(ALA)会長を務めるほかALAでは数多くの指導的役割を担う。オハイオ州ウースター大学で学士号、ボストンのシモンズ大学で図書館情報学修士号を取得。2016年、シモンズ大学卒業生のアワードで図書館情報学での業績をたたえられ表彰されるほか、大学、図書館、専門分野の多方面での活動とこれらの活動を見事に融合させた功績をたたえられLibrary Journalの”Mover & Shaker“で表彰される。
図書館のアドボカシー、多様性と共生社会の形成、リーダーシップ、を主題とした講演、著書多数。
司会
小泉公乃氏
筑波大学筑波大学図書館情報メディア系助教
図書館経営・政策の専門家。博士(図書館・情報学)。図書館あるいは類縁機関が知識・情報をどのように住民に提供するのか,またそれらを通し地域社会における様々な課題をどのように解決していくのかについて,(1)政府(公共政策),(2)図書館(経営),(3)住民(図書館の利用者)の3つのレベルを切り口に,マネジメントあるいはガバナンスという観点から研究をしている。慶應義塾大学大学院文学研究科図書館・情報学専攻小林賞(2009)。慶應義塾小泉信三記念大学院特別奨学生。慶應義塾大学文学研究科助教(有期, 2009-2013),ピッツバーグ大学大学院情報学研究科客員研究員(Visiting Scholar,2013-2015)を経て,2015年から現職。代表的な学術書は,Elsevier社よりInherent Strategies in Library Management(2017)
基本情報
- 開催期間
- 2017年10月12日(木) 15:30~17:00
- 対象
- 社会人・学生
- 時間
- 15:30~17:00(開場: 15:00)
- 地域
- 関東・甲信越
- 会場
- アメリカンセンターJapan
- 住所
- 東京都港区赤坂1-1-14 野村不動産溜池ビル8階
- 使用言語
- 英語・日本語
- その他
- 共催:日本図書館協会
- 参加費
- 無料
- 定員
- 60名
- 通訳
- 日英同時通訳あり