イベント情報

講演会

アメリカ大使館主催:外交政策におけるシンクタンクの役割-アイデアからアクションまで-

開催期間:2017年8月8日(火) 15:00~16:30

世界はめまぐるしい変革の時代に突入しています。日進月歩の技術開発、近代化とグローバリゼーション、各国で広がる大衆迎合主義(ポピュリズム)の台頭、そして政策と実践として築かれた国際的な規範への挑戦。これまでになく世界中の人々が繋がり、個人が様々な影響力を持つようになった世の中で、その変化の波は国境を越えて進んでいます。それでは、このような進化の時代に各国はどのように適応すべきなのでしょうか?本講演では、こうした時代の変化にシンクタンクのような政策研究機関が果たす役割について、専門家達を迎えて考察します。シンクタンクはどのように機能し、アイデアをアクションへと深化させ、課題の克服に貢献できるのか。日米の比較、またアジア太平洋の視点を交えながら考察していきます。

 

参加申し込みはこちらから  goo.gl/A2EWJs

 

パネリスト略歴

 

  • Dr. Daniel Drezner (ダニエル・ドレズナー)タフツ大学フレッチャースクール国際政治学部教授
    外交問題評議会のメンバー。米国財務省にて国際エコノミストを務めた他、米国シンクタンク・ランド研究所に勤める等、豊かな経験を持つ。コロラド大学ボルダー校やシカゴ大学での助教授を経て、2006年から現職。日本語でも出版された「ゾンビ襲来 国際政治理論でその日に備える」(2012年)を始め、これまでに六冊の著書を出版している他、外交に関する数多くの記事を寄稿している。1990年ウィリアムズ大学卒業。スタンフォード大学より修士号および博士号を取得している。

     

  • Dr. Bates Gill (ベイツ・ジル)オーストラリア国立大学教授
    中国、米中関係、そしてアジア太平洋におけるアメリカの役割を専門とする学者・著者・政策アドバイザーとして30年以上の経歴を持つ。現職前にはシドニー大学アメリカ研究センターのCEOやストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の代表等を務め、ブルッキングス研究所と戦略国際問題研究所(CSIS)におけるアジア・中国の研究プロジェクトを指揮した。著書は”China Matters: Getting it Right for Australia”を含め、これまでに八冊を出版。中国、台湾、フランス、スイス、スウェーデン、オーストラリアに在住経験がある。バージニア大学より博士号取得。

 

 

  • 福島安紀子 (Dr. Akiko Fukushima) 青山学院大学地球社会共生学部教授
    2013年国家安全保障と防衛力に関する懇談会有識者委員、2014年より外務人事審議会委員、在ブラッセルEU-Asia Centre国際諮問委員、Global Governance誌Co-editor、豪州ロウイー研究所研究員東京財団上席研究員等を兼務。1994年米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)より修士号(国際関係論、国際経済学)。 1997年大阪大学より博士号(国際公共政策)。1994年総合研究開発機構(NIRA)国際研究交流部主任研究員。 2001年7月—2006年8月同機構主席研究員。2006年9月より2011年10月まで国際交流基金特別研究員。 その他カナダ ブリティッシュ・コロンビア大学客員教授、2000年-2009年防衛施設中央審議会委員等を務める。

 

モデレーター略歴

 

Brad 0857Dr. Brad Glosserman (ブラッド・グロッサーマン) パシフィック・フォーラムCSIS エグゼクティブ・ディレクター
ジャパンタイムズ紙の論説委員を10年間務めたのち、として国際会議の企画や出版のほか、ヤング・リーダー・プログラムの責任者も務める。米国の外交政策とアジアの安全保障について多数の論文を執筆し、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン、ウォール・ストリート・ジャーナル・アジア、ジャパンタイムズなどの各紙にも寄稿多数。BBCやアジア各国のラジオで定期的にコメンテーターを務めている。リード大学を卒業後、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題大学院で修士号、ジョージ・ワシントン大学で法務博士号を取得。

 

基本情報

開催期間
2017年8月8日(火) 15:00~16:30
対象
社会人・学生
時間
15:00~16:30 (開場: 14:15) 
地域
関東・甲信越
会場
アメリカ大使館内 講堂
住所
東京都港区赤坂1-10-5
使用言語
英語・日本語
参加費
無料
定員
100名

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