イベント情報
講演会
アメリカ大使館主催:アメリカのウェブコミック・アーティストに聞く!クラウドファンディング、ソーシャルメディアを利用した 独立系コミックの新たなビジネスモデル
開催期間:2016年11月16日(水)
アメリカ国内でのコミック対象のコンベンションの開催などコミックの勢いはとどまるところを知りません。読者層は広がり、売上げもアメリカのコミック史上最高といわれるほど伸びています。この人気はアニメ映画や既存の主流コミック誌によるところありますが、インディー系のコミック作家や小さな出版社の影響も少なくありません。
インディー系のコミック作家たちは、キックスターターなどのクラウドファンディングやソーシャルメディアなどを駆使して新たなビジネスモデルを展開しています。また、これらのコミックは、それまで既存の大手出版社が見落としがちだったLGBT、女性や移民などマイノリティと呼ばれるの読者層を主なターゲットとしています。
今回は、米国内で数々の賞を受賞し、トランスジェンダーで同性愛者のウェブコミックアーティスト、ディラン・エドワーズ氏をお招きしアメリカのコミック業界における新たなビジネスモデルについてご自身の経験をふまえながらお話いただきます。またアーティストとしての立場から、作品製作についてのお話もしていただく予定です。
当日は質疑応答の時間も設けておりますので、奮ってご参加ください!
参加申し込みはこちらから:https://goo.gl/FE0S0d
*この講演はYouTubeで生放送配信予定です。
https://www.youtube.com/user/usembassytokyo/live
講師略歴
ディラン・エドワーズ (Dylan Edwards)
コミックアーティスト
ディラン・エドワーズは、トランスジェンダーで同性愛者のアーティスト。コミックの“Transposes“では、トランスジェンダーの男性を主人公とした実話を描き、2013 Lambda Literary Award (ラムダ文学賞)のベスト・トランスジェンダー・ノンフィクション部門のファイナリストとなる。トランスジェンダーを主題にしたコミック“How I Told My Grandma I’m Transgender”で、2016年米国レズビアン・トランスジェンダーを主題としたコミックで優秀賞を受賞。2002年から2009年までは、OutSports.comでスポーツをテーマとしたひとこま漫画 “The Outfield”を発表、また2004年から2005年は同性愛を主題とした漫画をテキサストライアングル紙、TXTニュースマガジンに掲載している。
現在は、ヤングアダルト・サイエンスフィクションのウェブコミック“Valley of the Silk Sky“の製作に従事している。彼のコミックは数多くの著名なアンソロジーにも収められている。また、パネリストとして多くのコミック関連のシンポジウム、エクスポで活躍している。
司会
松井剛
一橋大学商学研究科教授
2000年、一橋大学商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)。同年、同研究科専任講師、04年同助教授、07年同准教授、07年~09年プリンストン大学社会学部客員フェロー(07年~08年安倍フェロー)、13年より現職。サバティカル以来、アメリカにおける日本産マンガ業界に関する研究を行っている。『ことばとマーケティング:「癒し」ブームの消費社会史』(碩学舎)で、2014年、日本商業学会賞奨励賞を受賞。
基本情報
- 開催期間
- 2016年11月16日(水)
- 対象
- 一般、学生
- 時間
- 18:00~19:30 (開場: 17:30)
- 地域
- 関東・甲信越
- 会場
- アメリカンセンターJapan
- 住所
- 〒107-0052 東京都港区赤坂1-1-14 NOF溜池ビル8階
- 使用言語
- 英語・日本語
- 参加費
- 無料
- 定員
- 100名
- 締切
- 満席になり次第締め切り
- 通訳
- 日英同時通訳あり