イベント・プログラム情報やアメリカに関する情報などをお届けします。

 ◇講　師  バリー・フレシェット氏（Mr. Barry Frechette）

        　  【『灯籠流し』監督 】

　　　　  ピーター・グリーリ氏（Mr. Peter M. Grilli）

　　　　 【『灯籠流し』プロデューサー 】

◇司　会  明石 康氏（Mr. Yasushi Akashi）

            【公益財団法人 国際文化会館 理事長】

申し訳ございませんが、定員に達したため申し込みを締め切りました。

オバマ大統領は2016年5月27日、現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問し、17分に亘りスピーチをしました。歴史的なスピーチのあと、オバマ大統領は被爆者の森重昭氏に歩み寄り抱擁しました。『灯籠流し』(Paper Lanterns)は、広島への原爆投下当時8歳だった森重昭氏が、原爆の犠牲となった12名の米兵捕虜の足跡を辿るとともに、米兵遺族らとの交流を描いたドキュメンタリー映画です。（映画：字幕付）上映後には、明石康氏の司会の下、バリー・フレシェット監督ならびにプロデューサーのピーター・グリーリ氏をゲストとしてお招きし、トークショーを実施する予定です。質疑応答の時間もありますので、是非ご来場ください！（同時通訳付）

After President Obama delivered remarks at Hiroshima Peace Memorial Park on May 27, 2016, he walked over to the invited guests and embraced atomic bomb survivor Shigeaki Mori. The documentary “Paper Lanterns” tells the story of Mori’s lifelong research on the 12 American POWs who died in Hiroshima. The film will be shown at the American Center Japan on November 8, followed by a discussion between Director Peter Barry Frechette and Producer Peter Grilli led by moderator Yasuhi Akashi.

講師略歴

バリー・フレシェット氏：バリー・フレシェット氏は本職は広告マンである。ボストンのプロダクション業界で25年以上の経験を積んだ後、現在はConnelly Partners社にてクリエイティブサービス部門のディレクターを務めている。日のほとんどは、テレビ宣伝等の制作において他スタッフをサポートすることに費やしている。森重昭氏と広島にいた12名の米兵捕虜の話しを耳にした際、もっと多くの人にこれを伝えなければと決意。映画『灯籠流し』は制作に4年近くを費やし、バリーにとっての映画デビュー作となった。  バリーはストーンヒル・カレッジを1992年に卒業。夫人のキャロリン、二人の子供リリーとジェニファーの4人家族でマサチューセッツ州ビレリカ（Billerica）に在住。​
ピーター・グリーリ氏 ：ピーター・グリーリ氏は、ボストン・ジャパン・ソサエティ元会長で著名な日本史及び日本文学の専門家である。幼少期の大半を日本で過ごした。ハーバード大学より東アジア研究の学士号及び修士号を取得。東京では、早稲田大学及び東京大学でも学んだ。ドキュメンタリー映画製作者として、映画を脚本または製作してきた。最新作は、1945年8月の広島の原爆により犠牲となった米兵捕虜のドキュメンタリ『灯籠流し』(Paper Lanterns)。ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、GEO、アジア・マガジン、ジャパン・タイムズ、The Japan Quarterlyを含む多数の国際的な雑誌や新聞に寄稿。日本の古典ならびに現代文化イベント製作者として、日本のメジャーな歌舞伎、能、文楽および多くの映画、ミュージカル、演劇プログラムの米国ツアーの責任を担ってきた。