イベント情報

講演会

アメリカ大使館主催:障害のあるアメリカ人法 (ADA) 26周年:その功績とこれからの課題

開催期間:2016年9月26日(月)

1990年に成立した障害のあるアメリカ人法(ADA)は、障がいのある人への差別を排除する包括的な法律で、教育、職場そして社会全体において障がい者の社会参加促進に大きな影響を与えました。この連邦法の制定により、社会のあらゆる側面で障がいのある人への合理的配慮がされるようになりました。

 

ADA成立25周年の記念式典では、オバマ大統領は次のように述べています。「ADAにより、アメリカ社会を構成する学校、職場、映画館、裁判所、バス、野球場、国立公園などの場所は、まさしく全ての人たちのものとなった。障がいのある多くのアメリカ人が、それぞれの能力を磨き、世界に対し独自の貢献をする機会を得ることができるようになった。このような人々のおかげで、米国の強さと活力が増した。」

 

今回は、今年で26年周年を迎えたADAの起草者であり、障がい者への差別の防止に30年以上取り組んできたトム・ハーキン元上院議員をお迎えし、ADAが障がい者の社会参加促進にどのような変化をもたらしたか、また、雇用などの面において、より多くの障がい者が機会を得て活躍するにはこれから何が必要なのかをお話いただきます。日本でも2016年4月より障害者差別解消法が施行され, 障害のある人々が平等に参加できる社会作りを進めるうえで何が重要なのか、ハーキン議員から直接お話を聞くチャンスです。司会は、DPI(障害者インターナショナル)日本会議、事務局長補佐の田丸敬一朗氏にお願いしています。質疑応答の時間も設けております。皆様のご参加をお待ちしております。

 

参加申し込みはこちらからhttp://goo.gl/gqsRGz 

 

*この講演はYouTubeで生放送配信予定です。

https://www.youtube.com/user/usembassytokyo/live

 

講師略歴

トーマス(トム)・リチャード・ハーキン 

Thomas (Tom) Harkin

元連邦議会上院議員 (民主党、アイオワ州選出)

 

harkin

193911月アイオワ州カミング生まれ。父は炭鉱作業員で母はスロベニアからの移民。1962年アイオワ州立大学卒業。1972年にアメリカ・カトリック法科大学卒業。

1974年にアイオワ州から民主党の連邦議会下院議員に当選。当選後はテッド・ケネディ上院議員に指名され、肉体や精神に障がいのある多くのアメリカ人の公民権を守る法律の草案に携わる。幼い頃から聴覚障害のあった兄のフランク(故人)を通じて実感していた。ハーキン議員の長年の尽力により障がい者への差別を排除する包括的な法律、障害のあるアメリカ人法(ADA法)が1990年が成立する。

 

また、複数の裁判判決によってADA法の基準が弱まると、同法の目的を保持し、障害者を差別から引き続き守るため、ハーキン議員はオリン・ハッチ上院議員(共和党、ユタ州選出)と共にADA改正法案を提出。ADA改正法は20089月に成立した。1984年から2015年まで5期にわたってアイオワ州選出の上院議員を務める。2015年に上院議員を引退。現在も生まれ育ったカミングの家で過ごしている。1968年に結婚した妻のルースとの間に2人の娘と3人の孫がいる。

 

 

 

基本情報

開催期間
2016年9月26日(月)
対象
一般、学生
時間
18:00~19:30 (開場17:30)
地域
関東・甲信越
会場
アメリカンセンターJapan
使用言語
英語・日本語
その他
手話通訳つき
参加費
無料
定員
80名
締切
満席になり次第締め切り
通訳
日英同時通訳あり

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