イベント情報
講演会
アメリカ大使館主催:2016年アメリカ大統領選挙におけるメディアの役割~政治と二極化~
開催期間:2016年6月16日(木)
◇講 師 トマス・ホリハン 博士 (Dr. Thomas A. Hollihan)
【南カリフォルニア大学 アネンバーグ・スクール・フォー・コミュニケーション・アンド・ジャーナリズム、教授(コミュニケーション)】
◇司 会 鈴木 健 氏 (Dr. Takeshi Suzuki)
【明治大学 情報コミュニケーション学部 教授】
アメリカは今、その歴史上、最も二極化が著しい大統領選挙の最中にあります。共和党は、実業家でこれまで公選職についた経験の無いドナルド・トランプ氏をほぼ確実に大統領候補に指名するでしょう。一方、民主党の候補はまだ決まっていません。前国務長官のヒラリー・クリントン氏が代議員数でリードしているものの、まだ指名を獲得できずにいます。バーニー・サンダース上院議員が、急進的な政治改革のメッセージを掲げ若者にアピールしており、クリントン氏は激しい挑戦を受けています。右派・左派ともに、多くの有権者が、今の政治秩序を破壊し、 既存の政治勢力から権力を奪取することを約束する候補者を支持しようとしているかのように見えます。本講演では、現代の政治キャンペーンにおける主流派およびデジタル・ソーシャル・メディアの両者が果たす役割を議論します。また、現在アメリカで展開されている選挙キャンペーンのダイナミクスやアメリカの国内政治および外交政策への影響について解説します。(同時通訳付)
申し訳ございませんが
*YouTubeで生放送配信予定です。https://www.youtube.com/user/usembassytokyo/live
講師略歴:
ネブラスカ大学より博士号を取得。議論学、政治コミュニケーション、メディア外交、現代レトリック批評、公的な討議へのグローバル化の影響
などを専門とし、論文や書籍などを発表している。主な著書には、”The Dispute Over the Diaoyu/Senkaku Islands: How Media Narratives Shape Public Opinions and Challenge the Global Order in2014”、“Uncivil Wars: Political Campaigns in a Media Age”などがある。
また、The International Journal of CommunicationやQuarterly Journal of Speechなどの学術誌に数多くの論文を発表している。
学内では、1997-2007にかけて、アネンバーグ・スクールの学務担当副学長を務めた。現在は、米中研究所、執行委員会・委員長を務めている。
学外では、全米ディベート大会(The National Debate Tournament)評議会議長、The American Forensic Association会長などディベート関連の要職を歴任。
さらに、数多くの政治家候補、議員、ビジネスや非営利団体のリーダーなどのコンサルタントを務めた。現在は、米海軍幹部を対象に戦略的コミュニケーションのコーチングを行っている。また、客員研究員として中国人民大学や、日本の明治大学に在籍した経験を持つ。
政治や選挙戦略のコメンテーターとして、メディアへの出演も多い。
基本情報
- 開催期間
- 2016年6月16日(木)
- 対象
- 社会人・学生
- 時間
- 18:30~20:00(開場:18:00)
- 地域
- 関東・甲信越
- 会場
- アメリカンセンターJapanホール
- 住所
- 東京都港区赤坂1-1-14 NOF溜池ビル8階
- 使用言語
- 英語・日本語
- 参加費
- 無料
- 定員
- 80名
- 通訳
- 日英同時通訳あり