イベント情報
講演会
アメリカ大使館主催:婚姻の自由 ー米国におけるLGBTの権利と世界の動向
開催期間:2016年2月22日(月)
米国連邦最高裁判所は昨年6月に、同性婚は合衆国憲法の下の権利であり、州は同性婚を認めなくてはならないとの判決を下し、これにより米国で同性婚が合法となりました。オバマ大統領は最高裁の判決について「米国の勝利だ」と歓迎しました。この講演会では、EMA 日本のご協力で、Freedom to Marry代表で、長年にわたり同性婚合法化にむけて活動を続け、タイム誌で「世界でもっとも影響力のある人物100人」にも選ばれたエヴァン・ウォルフソン氏をお招きします。米国でのLGBT権利擁護活動と同性婚合法化の背景や、今回の判決が家族関係をどのように強め、経済、世界の人権擁護に利益をもたらしたのかその影響についてお話いただきます。司会は NPO法人Good Aging Yells ディレクター 、TedxTokyoでLGBTについて発言もされている柳沢正和氏にお願いしています。
質疑応答の時間も設けておりますので、ふるってご参加ください。
参加申し込みはこちらから:https://goo.gl/JAeYzk
*この講演はYouTubeで生放送配信予定です。
https://www.youtube.com/user/usembassytokyo/live
講師略歴
エヴァン・ウォルフソン(Evan Wolfson)
Freedom to Marry 設立者、代表
米国の全州の同性婚合法化にむけて設立されたFreedom of Marry の創設者、代表。1983年のハーバード 大学法科大学院でゲイの権利、同性婚の自由について論文を執筆。1990年代にはハワイの同性婚訴訟で、原告訴訟代理人の一人となり、アメリカ国内の同性婚運動へのさきがけとなる。LGBTの権利、HIV/AIDSに関連するさまざまな訴訟に関わるほか、コロンビア大学、ラトガーズ大学の非常勤の教授として教鞭をとった経験もある。
米国の学術誌 National Law Journal では2000年に「米国でもっとも影響力のある弁護士100人」に、またTimeでは、「世界でもっとも影響力のある人物100人」に選ばれる。2012年には、コロンビア大学バーナードカレッジより、オバマ大統領とともにバーナードメダル(Barnard Medal of Distinction) を受賞。
1978年 エール大学(歴史学専攻)卒業
1983年 ハーバード大学ロースクール 卒業
主な著作
Why Marriage Matters: America, Equality, and Gay People’s Right to Marry, (Simon & Schuster, July 2004)
基本情報
- 開催期間
- 2016年2月22日(月)
- 時間
- 18:30~20:00 (開場18:00)
- 地域
- 関東・甲信越
- 会場
- アメリカンセンターJapan
- 使用言語
- 英語・日本語
- その他
- 協力:EMA 日本
- 参加費
- 無料
- 定員
- 100名 (先着順)
- 通訳
- 日英同時通訳あり