ポスト・オバマ大統領を決めるアメリカ大統領選の予備選挙が始まろうとしています。第二次世界大戦後のアジアの平和・繁栄・安定という歴代の米国リーダーシップが支えてきたものを、次期大統領が維持していく上での条件や課題とは何でしょう。選挙戦ではヒートアップした論調も聞かれますが、日本政府には次期大統領とも良好な日米同盟を引き継いでいけるという自信があるようです。その理由は?米国務省の上級アドバイザーをはじめ要職を歴任した、アメリカの安全保障・外交戦略を担う次世代リーダーの一人、ジョシュア・ウォーカー氏がていねいに分析。ソーシャルメディアや世論調査の影響についても語ります。モデレーターは法政大学の森聡先生にお願いしています。
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【講師紹介】ジョシュア・ウォーカー(博士)は現在、米国大手戦略コミュニケーション会社、APCOワールドワイドの世界戦略プログラム担当ヴァイスプレジデントとして同社ワシントン事務所を拠点に、ビジネス外交、国際関係、官民パートナーシップのあり方などを専門に研究・提言を行っています。APCO入社以前は、外交問題評議会の国際問題フェロー、国務省でケリー長官の主席経済専門官室勤務、クリントン・グローバル・イニシアティブで中東・北アフリカ問題上級アドバイザー。トルコの米国大使館や国務省のトルコ担当デスク、国防総省での勤務経験もあります。こうした公共政策に従事する傍ら、シンクタンク・アカデミアでも活躍しており、ジャーマンマーシャル・ファンドのフェロー、イェール大学国際問題ジャーナル創刊編集長、トルーマン・ナショナル・セキュリティー・プロジェクト・フェローなどを歴任。また、ブランダイス大学、ジョージメーソン大学、中東テクニカル大学、イスタンブールハーバード大学ケネディスクール、東京大学、プリンストン大学、イェール大学などで教鞭を執っています。