イベント情報

講演会

アメリカ大使館主催:北東アジアの安全保障ー拡大抑止という視点から見た同盟の役割ー

開催期間:2015年11月5日(木)

今年7月、アメリカ軍の統合参謀本部は軍の運用指針となる国家軍事戦略を発表し、アメリカの安全保障を脅かす国家として、ロシア、イラン、朝鮮民主主義人民共和国、そして同戦略では初めて中国を挙げました。そしてこうした潜在的脅威に対し、日本やオーストラリア、韓国、フィリピン、タイとの同盟を強化し、アジア太平洋に戦略の重心を移すリバランス(再均衡)戦略を推進するとしました。本シンポジウムでは、北東アジアにおける安全保障上の新たな脅威に焦点を当て、特に拡大抑止の視点から日米、そして韓国を含めた同盟が果たす役割について考察していきます。

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パネリスト

Brad Glosserman

ブラッド・グロッサーマン (Brad Glosserman)/パシフィック・フォーラムCSISエグゼクティブ・ディレクター
ジャパンタイムズ紙の論説委員を10年間務めたのち、パシフィック・フォーラムCSISエグゼクティブ・ディレクターとして国際会議の企画や出版のほか、ヤング・リーダー・プログラムの責任者も務める。米国の外交政策とアジアの安全保障について多数の論文を執筆し、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン、ウォール・ストリート・ジャーナル・アジア、ジャパンタイムズなどの各紙にも寄稿多数。BBCやアジア各国のラジオで定期的にコメンテーターを務めている。リード大学を卒業後、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題大学院で修士号、ジョージ・ワシントン大学で法務博士号を取得。

 yamaguchi

山口昇 国際大学教授
元陸上自衛官・軍事評論家(最終階級は陸将)。防衛大学卒業。タフツ大学フレッチャー法律・外交大学院修士課程修了、元ハーバード大学ジョン・M・オーリン戦略研究所国家安全保障フェロー。在職時より、米政府・軍の高官らと緊密なネットワークを構築。また、研究本部の創設・運営にも尽力。自らも「軍人スカラー(warrior scholar)」として、現職時代から多くの雑誌・専門誌・カンファレンス等に論稿・コメント等を発表し、制服組を代表する論客として知られた。現在は防衛大学校教授(安全保障・危機管理教育センター長)として日米同盟、軍事史の教育を行う一方、論壇でも活動している。

 kotani

小谷哲男 日本国際問題研究所主任研究員 
大阪教育大教養学部卒、同志社大学大学院アメリカ研究科修士課程修了、同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。ヴァンダービルト大学日米センター研究員、岡崎研究所研究員等を経て2014年より現職。平和・安全保障研究所研究委員、法政大学兼任講師、海上自衛隊幹部学校外部講師、CSIS日本部招聘研究員。専門は日米同盟と海洋安全保障。主な著作として、『アジアの安全保障(2015-2016』(朝雲新聞社、2014年、共著)ほか。海洋安全保障に関する新書を執筆中。

モデレーター

ラルフ・コッサ (Ralph Cossa)/パシフィック・フォーラムCSIS 理事長
1966年から1993年まで米空軍に在籍し、空軍大佐を経て、太平洋軍総司令官特別補佐官を最後に退役。その後、スタンフォード大学フーバー研究所研究員、米国防大学国家戦略研究所副所長を歴任。アジア太平洋安全保障協力会議(CSCAP)創設メンバー。安全保障問題の専門家として40年以上にわたってアメリカの対アジア太平洋政策の企画・立案に携わっている。シラキュース大学卒業後、ペパーダイン大学で経営学修士号、国防情報大学で修士号(戦略研究)を取得。

主催:アメリカ大使館、パシフィック・フォーラムCSIS

パシフィック・フォーラムCSIS
ワシントンDCにある戦略国際問題研究所(CSIS)の独立したアジア太平洋部門としてハワイ・ホノルルに拠点を置くシンクタンク。1975年の設立以来、各界のリーダーとの対話や分析を通じて政治、安全保障、経済などの課題に取り組み、アジア太平洋地域の研究機関とも協力しながら研究成果や提言を政府・メディア関係者や市民へと広く発信している。

基本情報

開催期間
2015年11月5日(木)
時間
18:30~20:00 (18:00 受付開始)
地域
関東・甲信越
会場
アメリカンセンターJapan (東京都港区赤坂1-1-14 NOF溜池ビル8階)
住所
東京都港区赤坂1-1-14 NOF溜池ビル8階
使用言語
英語・日本語
参加費
無料
定員
100名 (定員に達し次第、締め切り)
通訳
日英同時通訳あり

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