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銃規制に関する法律 – 第110議会で審議の可能性がある案件

 

4月16日にバージニア工科大学で32人が死亡する悲劇的な事件が起きたことで、長い間くすぶっていた全国的な銃規制論争が再燃する可能性がある。第110議会でこの議論が再燃した場合に中心となるのは、10発以上の弾薬を装填できるLCAFDの問題とみられる。47 連邦議会は、LCAFDの販売を10年間制限してきたが、この法令による制限措置は、半自動式攻撃用武器の禁止とともに、2004年9月にそのまま失効した。さらに連邦議会は、NICSを改良して不適格者の記録をより迅速に引き出せるようにする法案を審議する可能性がある。

下院エネルギー・商業委員会のジョン・ディンゲル委員長は、ブレイディー法の身元調査システムであるNICSを改良する法案の作成に、全米ライフル協会(National Rifle Association:NRA)と共同で取り組んでいると報じられている。48一方、キャロライン・マッカーシー議員は、迅速に不適格者の記録を提供するインセンティブを各州に与えるため、同様の法案 (H.R.297) である2007年NICS改良法 (NICS Improvement Act of 2007) を提案した。下記のように、第109議会では、犯罪とテロリズムそして国土安全保障に関する下院司法小委員会が同様の法案 (H.R.1415) を可決したが、この法案についてはそれ以上何の措置も取られていない。この法案の旧バージョン (H.R.4757) は、第107議会を通過している。

さらに、マッカーシー議員は、半自動式攻撃用武器の禁止を拡大し、回復させる法案 (H.R.1022) を提出した。この法案は、以前の法律の下で制限されていたのと同様に、LCAFDの入手を制限するものである。さらに最近では、LCAFD付きの半自動式攻撃用武器の譲渡を禁止する法案 (H.R.1859) をマッカーシー議員は提案している。

さらに連邦議会は、ATFに対する予算制限を再検討する可能性がある。これは2004会計年度予算周期の発起人だったトッド・ティアハート下院議員にちなんで、しばしば「ティアハート修正条項」と呼ばれている。チャールズ・シューマー上院議員は、銃器の追跡データおよび複数の拳銃販売報告データの公開を禁止するティアハート修正条項の一部を無効にする法案 (S.77) を提案した。上記の法案に関連する問題については、第109およびそれ以前の連邦議会における過去の立法措置に照らして、以下で詳しく論じる。

 

- CRS Report for Congress on Gun Control Legislation, updated April 2007 -
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