モラハラ彼氏があっさり別れた後の心理とは？後悔する時はある？復縁の可能性も！

「モラハラ彼氏があっさり別れた後の心理ってなに？別れを後悔する時はある？復縁の可能性があるか知りたい！」

意を決してモラハラ彼氏に別れを切り出したとき、意外にも彼があっさり受け入れると衝撃を受けますよね。

彼が別れを後悔する時があるのなら、モラハラ彼氏との復縁を考えるという人も少なくありません。

となると自分から振ったもののモヤモヤが拭えずにいると、このようなことが気になるのではないでしょうか。

• モラハラ彼氏があっさり別れた後の心理は？
• 別れを後悔する時はある？
• モラハラ彼氏と復縁の可能性があるか知りたい！

そこで今回は、モラハラ彼氏があっさり別れた後の心理や後悔する時はあるのかなど、復縁の可能性についてもご紹介していきます。

あっさり別れたモラハラ彼氏と復縁する方法もお話ししていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

モラハラ彼氏があっさり別れた後の心理とは？彼の本音を徹底解説

モラハラ彼氏があっさり別れた後の心理には、どのようなものがあるのでしょうか。

モラハラ男は彼女から別れを告げられると、本当は動揺しているのに平気なふりをして承諾することもあります。

これはプライドが高いからこその行動です。

ただ、かといってきっぱり諦めて前に進むわけではなく、別れた後には複雑な感情を抱える傾向があります。

自分から別れを切り出したとはいえ彼のことが気になっているのなら、あっさり別れた後の心理が気になりますよね。

そこでここでは、モラハラ彼氏があっさり別れた後の心理や彼の本音をご紹介していきます。

彼との復縁を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

いつものように強い口調で引き止めることもなかった彼の本音としては、以下のことが考えられます。

自分の物を奪われたような気がして腹立たしい

モラハラ彼氏はあっさり別れを受け入れたものの、「自分の物を奪われた」という感覚を覚えます。

これは、そもそも彼女のことを所有物のように思っていたからでしょう。

そもそも彼があなたにモラハラ発言を繰り返していたのは、「自分の物だから何をしても良い」という思いがあったからです。

そして自分を振ったあなたに対して、「何の許可もなく離れていった」「大事な物を奪われた」と、別れを受け入れたのに不満を感じます。

男性は独占欲が強く、どんな人も多少なりとも恋人を「自分の物」と思うでしょう。

また、振られると「もう自分の物ではない」という事実に悲しむものです。

しかしモラハラ男は悲しみを感じるのでなく、別れた結果独占欲が満たされないことに苛立ちます。

モラハラ気質な男性は思考が歪んでいる状態です。

そのため本当はショックを受けているはずなのにそれを認められず、その感情を怒りに変えてしまうのでしょう。

「別れるはめになった」ことに怒りがわく

あっさりと別れを受け入れるモラハラ彼氏は、「引き止めたいけど引き止められない」というプライドの高さを抱えています。

そのため破局後は「彼女から切り出したけど二人で決めて別れた」ではなく、「別れるはめになった」と解釈し怒りすらも覚えるでしょう。

このような思いが芽生えるのは、自分が優位に立っていたと思っているからです。

モラハラな言動をとるほど彼女を見下していたので、「あんなやつに振られた」という悔しさが込み上げます。

自分の思いどおりに関係を続けられず、彼女の意思で別れるはめになった現状が許せないのです。

そして怒りの感情をコントロールできず、最悪の行動に出る人もいるでしょう。

自分を振った元カノにしつこく連絡したり、会いに行って責め立てるなど、女性が恐怖心を抱くような言動をとるのです。

男らしくて強い男性は、振られた後に元カノに付きまとうことはありません。

モラハラ男は実は非常に弱いので、別れの悲しみや寂しさを強い怒りに変換することで自分を守っているわけです。

「彼女のせいで別れることになった」と思う

たとえ自分自身の言動が原因で彼女に別れを告げられたとしても、絶対反省しないのがモラハラ彼氏です。

そのためあっさり破局した後は、「彼女のせいで別れることになった」と考えるでしょう。

「自分が悪い」と認められないのは、高すぎるプライドのせいです。

プライドを守ることだけを考えているため、振られた現実や「自分のせい」という事実も否定します。

自分は完璧だと思いたいから、「こんな俺を振る女はどうかしてる」「彼女に問題があって別れることになった」と責任転嫁するのでしょう。

モラハラ男は、誰かを下に見ていないと自己肯定感を保てないほど自信がありません。

だからこそ、「自分が原因で振られた」と認めるのが怖いのです。

「恋人に嫌われるほど自分には欠点がある」と考えたら、プライドが酷く傷つくとわかっているのでしょう。

反抗的な元カノに嫌悪感を抱く

モラハラ男にとって彼女が自分を振ることは、自分に対して反発しているも同然です。

だからこそ実際に別れを告げられたら、「反抗的な元カノだった」と破局後に嫌悪感を抱きます。

モラハラ彼氏は、常に根拠のない自信を持っているものです。

そのため恋人は自分の言うことを絶対的に聞き入れる存在で、なおかつ離れていくこともないと考えているでしょう。

そして彼女が反抗的な態度を少しでも見せたら、「嫌な女」という印象を抱くのです。

振られた後は嫌悪感を拭えず、「もうあんな女に関心はない」「別れることができて良かった」などと考えて自分を正当化しようとします。

モラハラ男の中では、「振られる＝見下された」と感じるほど屈辱的なことです。

たとえ彼女に対する愛情が残っていても、自分の方が上の立場でいたい気持ちが大きくなります。

そのため「あいつとは別れて正解だった」と別れを正当化しようとします。

プライドを傷つけられたように感じる

モラハラ彼氏が彼女に振られてあっさり別れを受け入れたら、その後はどうしても「プライドを傷つけられた」と感じるでしょう。

誰よりもプライドが高いので、大好きだった彼女が離れていった衝撃よりも、自信を失ったことのショックの方が大きいのです。

また、付き合っていた頃彼女は、一緒にいると自尊心を満たせる存在でした。

見下す発言をしても怒ったりせず、自分の言うことに従うのが当たり前だったからです。

そのような相手を失うとますます自信喪失に繋がって、「あいつに裏切られた」などと恨み始めることもあるでしょう。

モラハラ男の思考回路は、かなり自己中心的です。

だからこそ交際中に散々彼女を傷つけておいて、振られたら「傷つけられた」と考え彼女を悪者にしてしまいます。

また、傷ついたプライドを取り戻すために、元カノに対して執着する人もいるでしょう。

別れた現実を受け入れず「まだ付き合っている」と周りに嘘をつくなど、恐ろしい行動をとる場合もあります。

時間が経つと徐々に寂しくなってくる

あっさり別れを受け入れたモラハラ彼氏は、破局直後は元カノに対する怒り・嫌悪感などのネガティブな感情を抱きます。

しかし時間が経つ毎に、徐々に寂しさが募るのです。

恋人と別れたら誰だって寂しさを感じますが、モラハラ男は人一倍孤独感を抱えやすいでしょう。

なぜなら、彼女以外の友人・知人とは表面的な付き合いしかしていないからです。

プライドが傷つかないように見下せる相手としか深い関係を築こうとしないため、破局を機に一気に他者との交流が減ります。

そのため、必然的に「寂しい」という感情が芽生えるはずです。

また、自分より劣っていると思える相手が傍にいないと、どんどん自信を失うことも孤独を感じる要因の一つでしょう。

特に元カノが自分にべったり依存していた場合、喪失感はかなり大きいものです。

寂しさに耐え切れず、すぐにまたモラハラ耐性のある女性を見つけ出し、付き合い始めるケースも少なくありません。

モラハラ彼氏は別れたあと、後悔する時がある？復縁の可能性は？

モラハラ彼氏は別れたあと後悔する時があるとしたら、復縁の可能性はあるのでしょうか。

「モラハラ彼氏と別れたけど、やっぱり復縁したい…」と望むこともありますよね。

相手がモラハラ男でも、本気で好きになれば別れを後悔するのは当然のことです。

しかし、引き止められることもなく破局した場合、「彼はもう未練もなく復縁も望んでいないのでは？」と思い、何も行動できなくなります。

 実は、あっさり別れを受け入れた後に後悔するパターンもあります。

もしあなたが復縁を望んでいるのなら、そのタイミングを知ってアプローチすることがおすすめです。

そこでここでは、モラハラ彼氏は別れたあと後悔する時があるのか、復縁の可能性についてご紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

別れた直後は後悔しない

多くの男性は彼女と別れた直後、後悔しない傾向があります。

たとえ自分が振られた立場でも、別れに納得している場合は悲しさ・寂しさよりも一人になれたことの解放感の方が強いものです。

特にモラハラ彼氏はプライドの高さゆえに、たとえ後悔や未練があってもそれを認めようとはしません。

また、自分が振られた側となると、どうしても怒りや不快感が高まります。

要は元カノを恋しく思うような心の余裕が、モラハラ男にはないのです。

「もっと従順な彼女を見つけてみせる」と、破局直後から次の恋愛に積極的になる人もいるでしょう。

心が弱いモラハラ男には、別れの傷と真正面から向き合う勇気がありません。

ある程度時間が経過し、寂しくなると後悔することも

別れからある程度時間が経過すれば、モラハラ彼氏にも「寂しい」と感じる場合はあります。

その結果、孤独感が高まるほど「どうして別れを受け入れたんだろう」とモヤモヤした気持ちを抱えるのです。

口には出さなくても心の中で後悔することがあるでしょう。

モラハラ男は、実は人一倍恋人に対する依存心が強いものです。

そのため、突然別れを切り出されて破局したのであれば、なおさら簡単には元カノの存在を忘れることができません。

しかし後悔しているからといって、自分から「もとの関係に戻ろう」とはなかなか切り出せないのです。

今まで散々見下してきた相手に弱いところを見せるのは、プライドが許さないのでしょう。

モラハラ彼氏は別れた直後は平気でも、ある程度時間が経過すると寂しくなると後悔することが少なくありません。

冷却期間後なら復縁できる可能性あり

モラハラ彼氏は時間の経過とともに別れを後悔することもありますが、誰よりもプライドが高いためよりを戻すのは簡単ではないでしょう。

ただ、しっかりと冷却期間を設けた後なら、復縁できる可能性はあります。

少しでも元カノへの愛情が残っていれば、冷却期間中に「自分にとって大事な人だった」と気がつくこともあるからです。

元カノの重要性に気づくタイミングは、多々あります。

例えば他の女性に目を向けてはいるけれど、元カノ以上に理想的な人が現れない…そんなときに復縁を望むのはありがちなパターンです。

また、別れてから仕事や人間関係も悪化し、「あの頃に戻りたい」と本気で思うこともあるでしょう。

破局後に物事が上手く進まないことが増えれば、自分と向き合うきっかけとなります。

その結果、自分がしてきたことを省みるのです。

「元カノには散々酷いことをしてきた…」と気がつき、そこで初めて後悔する人もいます。

このことから、モラハラ彼氏と復縁したいなら冷却期間は必要不可欠と言えるでしょう。

あっさり別れたモラハラ彼氏と復縁する方法は？やり直す手順

あっさり別れたモラハラ彼氏と復縁する方法には、どのようなものがあるのでしょうか。

自分から別れを切り出したとはいえ、どうしても忘れられない人っていますよね。

復縁は慎重に進めることが重要で、相手がモラハラ彼氏となるとなおさら時間をかける必要があります。

すぐに元の関係に戻ったら、また相手の暴言に悩まされて「復縁するべきじゃなかった…」とあなたが後悔するかもしれません。

復縁を成功させるために、自分自身や相手と丁寧に向き合ってください。

そのためにも復縁する際は慎重に行動を起こしましょう。

ここでは、あっさり別れたモラハラ彼氏と復縁する方法をご紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

数ヶ月～半年程度冷却期間を置く

あっさり別れたモラハラ彼氏と復縁するには、しばらく距離を置くことが欠かせません。

数ヶ月～半年程度は距離を置かないと、彼が復縁に対して前向きにならないからです。

モラハラ男は破局直後、自分を振った元カノに対して「会いたい」「恋しい」とは思えず、ネガティブな感情を抱きます。

怒りや嫌悪感を覚えており、「復縁したい」とは到底思えません。

また、もし彼があなたと別れたことを後悔していても、しばらくの間は素直にその気持ちを表現できないでしょう。

実はまだ好きなのに、つい上から目線の発言をしたり、わざと傷つけるようなことを言ってしまう場合もあります。

しかしたっぷり冷却期間をとることで、心境に大きな変化が生じるものです。

時間が経てば怒りの感情は収まって、その分あなたへの愛情が高まり「よりを戻したい」と望むことも期待できますよ。

あなたのことが本気で好きなら、「自分を変えよう」とも思うでしょう。

そのため、「早く連絡しないと彼を誰かに奪われるかも…」などと考えずに、復縁にはじっくり時間をかけることが重要です。

自分の気持ちと向き合う

冷却期間中は、あなた自身の気持ちと向き合う時間を作ってください。

なぜならあなたが復縁を望むのは別れの寂しさが原因で、彼に対する愛情がない可能性もあるからです。

自分の気持ちをはっきりさせるために、「本当にモラハラ男と復縁して後悔しないか？」を考えてみてください。

実際に、モラハラ気質な彼氏に依存してしまう女性は少なくありません。

「この人には自分がいないとダメ」「私以外に相性が合う女性なんていないはず」と考えるから、離れられないのです。

しかし、それは相手に対する愛とは言えませんよね。

また、純粋に好きだからよりを戻すのでなく、依存心で元通りの関係に戻ってしまったら、いずれはまた別れを意識し始めるでしょう。

孤独を埋めるために復縁した場合、相手の欠点を受け止めることはできないものです。

そして、「やっぱり復縁なんてするんじゃなかった…」と後悔します。

反対に心から彼を愛していれば、復縁後にモラハラがまた再開したとしても「一緒に直そう」と思えるはずです。

一時の寂しさや依存心でモラハラ男を求めていないか、しっかり自分に問いかけてみてくださいね。

自分からは連絡を取らない

冷却期間中は、自分から連絡を取らないよう心がけてください。

たとえ頻度は少なくても、LINEや電話をしたら距離を置いている意味がなくなります。

せっかく彼があなたへのモラハラ行動を反省し始めていても、連絡した時点で振り出しに戻ってしまうはずです。

彼は自分を振ったあなたへの怒りが収まらず、あなたが連絡をする度に責めてくる恐れもあるでしょう。

それが原因で喧嘩になり、修復できないほど関係が悪化することもあります。

あなたからは一切連絡をしない・会わないことで、お互いに冷静さを取り戻せるものです。

モラハラ男性は怒りっぽい上に怒りの感情が継続しやすいですが、しっかり関わりを断てば、いずれは気持ちが落ち着きます。

だからといって、彼が確実に「復縁したい」と思うとは限りません。

それでもあなたがよりを戻したいと望むなら、自分から連絡するのは我慢して、彼がアクションを起こしてくるときを待ってみましょう。

相手が後悔して連絡してきたら優しく対応する

冷却期間を設けたとしても、必ず元彼が連絡してくるとは言えません。

ただ、もしモラハラ彼氏が別れを後悔して連絡してきたときには、優しく対応してあげることが重要です。

たとえ彼がこれまであなたにしてきたことを反省していても、本質は変わっていない可能性があります。

つまりプライドは高いままなので、雑に扱うと機嫌を損ねる恐れがあるでしょう。

「連絡くれてありがとうね」と感謝してみたり、「やっぱり〇〇くんって素敵だね」などと相手を立ててあげましょう。

あなたの持つ包容力を存分に発揮して、彼の自尊心を満たしてあげてくださいね。

そうすることで彼は、より一層あなたのことを「いなくてはならない存在」と実感するかもしれません。

モラハラを改善する意志があるかどうか尋ねる

彼が未練タラタラであなたに連絡してきた場合、すぐに復縁に進むのは良くありません。

たとえ彼の方から「よりを戻してほしい」と言われても、まずはモラハラを改善する意志があるかどうかを尋ねましょう。

復縁を目指すなら彼に優しくすることも大事ですが、今後についてはちゃんと話し合っておく必要があります。

そうしないと、よりを戻しても結局は上手くいかなくなってしまいますよ。

彼がどれだけ上から目線で接してきても、「モラハラを直す気はある？」と遠慮なくはっきり聞くべきです。

もし彼が「改善したいと思っている」と反省の気持ちを見せるなら、復縁へと進んで問題はないでしょう。

しかし、少しでも改める気がないと感じるのであれば、彼とは幸せになれません。

「モラハラなんてしていない」と自分を正当化したり、あなたの質問をはぐらかすようなら要注意ですよ。

専門家に協力してもらいながら関係を再構築する

彼が自分で「モラハラ気質を改善する」と決めて復縁をしても、これまでの習慣は簡単には変えられないものです。

そのため二人きりで問題を解決しようとせず、専門家に協力してもらいながら関係を再構築することもおすすめします。

思い切って彼に、一緒にカウンセリングを受けたいと提案してみてください。

もし彼が本気で自分を変えようと思っていたり、なかなか変えられないことに悩んでいるなら、その提案を承諾するかもしれません。

ただし、二人の問題なのに第三者が介入してくることを嫌がる可能性もあります。

それは、「モラハラ気質＝自分の欠点」と認識しているためです。

プライドが高い彼は、他人にダメな部分をさらけ出すのが恥ずかしいことだと思っています。

そんな彼が見せならない本音を許し、あなたが不安を払拭してあげてください。

「一緒だから大丈夫だよ」などと優しく声をかけてあげることをおすすめします。

それでも「絶対に嫌だ」というなら、復縁はするべきではないかもしれません。

「直す」と言いつつも実は改善しようと思っていない恐れもあるため、関係を進めるべきか慎重に判断しましょう。

あっさり別れたモラハラ彼氏とやり直すとき、意識すべきことは？

あっさり別れたモラハラ彼氏とやり直すとき、なにを意識すればいいのでしょうか。

モラハラ彼氏とよりを戻したいときは、関係修復を焦らず慎重になりましょう。

少しでも「またモラハラされるかも…」と不安を抱えていたり、彼への恐怖心や傷が癒えていない状態での復縁は良くありません。

また、彼の本音を確かめることも重要です。

そこでここでは、あっさり別れたモラハラ彼氏とやり直すときに意識すべきことをご紹介していきます。

復縁して今度こそ幸せになりたいなら、以下のことに気をつけてみてください。

自分の気持ちを癒し、安定させる

モラハラ彼氏と別れたものの、やっぱり彼が好きだと気づいたら復縁を望む人は少なくありません。

ただし実際によりを戻す前に、まずはこれまでの彼のモラハラ発言で傷ついたあなた自身の気持ちを癒し、心を安定させることが必要です。

別れによって彼への愛情が高まっても、過去の傷をなかったことにはできません。

そのため「あの頃の彼の言動には目をつむって、新たな気持ちでやり直そう」と思うのではなく、しっかり自分自身を救ってあげてください。

精神的な安定感を得るためにあなたがすべきなのは、あの頃の自分自身の気持ちを素直に受け止めることです。

「彼に言われたことで深く傷ついた」「本当は怖かった」と、正直になりましょう。

「もう二度とあんな思いをしたくない」と感じることによって、あなたは今後自分を大切にできます。

そして、「やっぱり復縁せずに優しい人と恋愛をしよう」と思う可能性もあるでしょう。

自分と向き合った上で、自分を幸せにしてあげるための正しい判断をしてくださいね。

共依存関係に陥っていないか確認する

モラハラ彼氏と復縁する前に、二人が今日依存関係に陥っていないか確認しましょう。

本気でお互いを愛していてよりを戻すなら幸せになれますが、単なる依存心で復縁するのは良くありません。

モラハラ男とその彼女は、どちらも相手に依存しやすい傾向にあります。

主導権を握る側と、もう一方が相手に従うことで関係が成り立っていて、お互いに執着している状態です。

もちろんこのような関係性は、お互いにとって良いとは言えないでしょう。

もしあなたが、モラハラによって傷ついているのに「彼がいないと不安」「彼には自分しかいない」などと本気で思うなら注意してください。

相手があなたをマインドコントロールし、共依存関係に陥っている可能性が高いからです。

また、本気で復縁したいなら、依存状態から抜け出すためにルールを設けましょう。

「相手の行動を制限しない」「イライラしても暴言は吐かない」など、彼とあなたが対等でいるには決めごとが必要です。

二人で決めたルールを守れないなら、よりを戻さないのがベストな選択でしょう。

共依存なのに復縁しても利点はないため、改善するか、もしくはそれぞれの道に進んだ方がお互いのためになります。

相手にモラハラを改善する意志がない場合は復縁しない

もし彼にモラハラを改善する意志がないなら、どれだけ好きでも復縁しないことが最善策です。

あなたが「彼のモラハラ気質を直してみせる」と意気込んでも、本人にその気がなければ良い方向には進みません。

「もうモラハラはしないから」と、口先だけで約束するケースもあるでしょう。

その場合、信じてよりを戻した結果また以前のような関係性に戻り、彼の暴言であなたの心の傷はさらに深まってしまいます。

そのため、彼が自分自身を変える気があるか、しっかりと見極めることが大事です。

彼の言葉を過信するのではなく、本当にモラハラを改善する気があるかを態度や行動から読み取ってください。

ある程度の距離を置き、相手と接する

モラハラ彼氏とやり直すときは一気に関係を深めようとせず、ある程度の距離を置いて相手と接することを意識しましょう。

あなたが振った側なら、彼のプライドはかなり傷ついています。

そのためいきなりあなたから距離を近づけると、「俺を振ったくせに」と嫌悪感を抱く可能性もあるものです。

振られたことの恨みを抱えたまま復縁をして、モラハラな言動がさらに加速する恐れもあるでしょう。

いきなり馴れ馴れしい態度をとるのでなく、まずは友達として接してみてください。

そして、よりを戻した後もお互いが自分の時間を大切にすれば、依存関係には陥りません。

あなたが仕事や趣味・友達との時間を充実させれば、彼も「もう彼女を縛るのは絶対にやめよう」と決意すると期待できますよ。

共通の友人に状況を話しておく

モラハラ男と復縁すれば、あなたがまた傷つくリスクが付きまといます。

モラハラを改善してもらうためにも、共通の友人に状況を話しておくのがベストです。

友人に「モラハラされていたけどよりを戻す」と話しておくことで、あなたと彼の間で問題が起きたときにはサポートしてくれるでしょう。

もし彼がまたあなたを傷つける言動を取ったら、事情を知っている友人に相談してみてください。

協力をお願いすれば、彼本人に友人から注意してもらえるかもしれません。

モラハラ気質な男性ほどプライドが高く「常に完璧でいたい」と思っているので、第三者に注意されたら深く落ち込みます。

そして、もう二度と指摘されないように「行動を改めよう…」と考えるでしょう。

「彼氏がモラハラだなんて友達に言ったら、復縁を反対されるだけ…」と思う人もいますよね。

しかしちゃんと信頼関係がある友人なら、あなたの気持ちを尊重し、なおかつ二人の関係が上手くいくよう応援してくれますよ。

まとめ

モラハラ気質な男性ほど、彼女に「別れたい」と言われたときに引き止めるのはプライドが傷つくため、あっさり承諾することがあります。

ただ破局後、モラハラ気質な男性は彼女に対する歪んだ感情を抱く傾向があるのです。

所有物のように感じていた彼女が離れていくと「奪われた」という感覚を抱き、腹を立てることもあります。

また、振られた原因が自分にあっても、「彼女のせい」と責任転嫁するでしょう。

しかし破局から時間が経過すると徐々に「寂しい」と感じて、「彼女は特別な存在だった」と気づくこともあります。

そのためモラハラ彼氏と復縁したいなら、冷却期間を設けましょう。

距離を置くことで彼はあなたを恋しく思い、「よりを戻すためにモラハラ気質を改善する」と決意する場合もあります。

このように、モラハラ彼氏と復縁できる可能性は十分あるのです。

ただ復縁してあなた自身が幸せになれるか、しっかり考えた上で関係を進めていきましょう。