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坂牧 英明

コミュニティ・カレッジから大学へ

坂牧 英明(さかまき ひであき)さん

高校卒業と同時にカリフォルニア州にあるミラコスタカレッジに留学。その後、サンフランシスコ州立大学に編入し、2009年5月に大学を卒業した。現在は外資系企業で人材コンサルタントとして活躍中。

4年制大学への編入を狙い、コミュニティ・カレッジに留学

pct_interview02_01 坂牧さんがアメリカに留学したいと思うようになったのは、中学2年生の時に体験したサンディエゴでの2週間のホームステイがきっかけだった。

「全ての経験が新鮮だったんです。英語はほとんど話せませんでしたが、コミュニケーションを取ろうと頑張ったら周りが受け容れてくれて、友達ができたのが嬉しかった。それ以来、『もっと英語を勉強して、いつかアメリカに留学しよう』と思い続けていたんです。」

その思いを実現し、高校卒業と同時に留学することに。坂牧さんが選んだのは、思い出の地、サンディエゴにあるコミュニティ・カレッジだった。コミュニティ・カレッジには、留学生はもちろん、地元からも幅広い年代の人が集まっているそう。

「4年制大学の場合、TOEFLの点数が当時の採点システムで550点以上は必要でした。私は独力で英語の勉強をしていましたが、その頃は510点ほど。それで、TOEFL450点くらいから入学できるコミュニティ・カレッジへの進学を決めました。4年制大学に編入できる制度があり、最初から編入を目指して選んだ学校です。」

 


フランクに接してくれる大学教授にびっくり!

pct_interview02_02pct_interview02_03コミュニティ・カレッジではビジネスを専攻しつつ、一般教養を中心に講義を選択。最初はなかなか授業についていけず、宿題のレポートにも苦労したが、カレッジが設けている留学生向けの相談室を利用して、文法のチェックを受けるなどして勉強を重ねた。

「ビジネスの講義を普通に受けられるようになったのは、留学して1年半ほど経った頃のこと。授業では意見を求められるので、予習は必須です。当時は毎日、図書館で夜9時ごろまで勉強していましたね。」

コミュニティ・カレッジで約2年半学んだ後、坂牧さんはサンフランシスコ州立大学に編入。国際ビジネスを専攻した。

「サンフランシスコは、同じカリフォルニア州なのにサンディエゴとはまるで違うんです。人種が多様で、様々な文化が混じり合っている。大学は、『こんな場所で見識を広げたい』と感じて選びました。」

コミュニティ・カレッジや大学で意外だったのは、教授たちがとてもフランクに接してくれたこと。研究室に行けば、授業に関する質問をしたりアドバイスを受けたりできるのはもちろん、時には人生相談をすることもあったとか。

「勉強の相談に行くと個別に課題を与えてくれるなど、対応が柔軟。中には、学生を夕食に招待してくれた教授もいましたね。週末にクラスメートをレストランに連れていって、おごってくれたんですよ(笑)。」

留学当初はホームステイしていたが、英語でのコミュニケーションにも慣れた頃には、アメリカ人とルームシェアを始めた。

「一人暮らしだと住居費が高くつくので、アメリカではルームシェアはめずらしくないんです。私は以後、大学卒業までずっとルームシェアでした。ルームメイトは友達やパーティーなどを通じてできた知人。ルームシェアの相手は、専用の掲示板で見つけることもできます。ルームシェアはホームステイより自由がきく部分が多く、ルームメイトから人の輪が広がるメリットもありますね。」


多様な人間関係で磨かれたコミュニケーション力

pct_interview02_04友人関係が広がったきっかけは、コミュニティ・カレッジ時代に作ったサッカーサークル。掲示板で自らメンバーを募集し、最初は2〜3人からスタートした。

「メンバーが少しずつ増えて、最終的には25人ほどの規模になり、サークルから大学のクラブに昇格も果たしたんです。サッカーのキャプテンやサークルのリーダーをやったことで周りが顔を覚えてくれて、友達がずいぶん増えました。その後、大学では大規模な留学生サークルに入り、そこのスポーツ部門でメンバーを募ってフットサルチームを作りました。アメリカでは、自ら行動を起こすことが大切。授業でも積極的に発言することが必要ですし、自分から周囲の人に話しかければ、どんどん人の輪が広がるんです。」

高校時代までは消極的なほうだったという坂牧さんだが、「留学で積極性やリーダーシップが鍛えられました。昔の自分からは、想像できません(笑)」と振り返る。

「留学生サークルでは、パーティーなどのイベントコーディネーターをやったり、新入生が加入した時の交流会の企画を考えたりもしていました。交流会でみんなで一緒に楽しめるウォークラリーのようなゲームを企画した時には、チームビルディングの大切さも実感しました。」

多様な人間関係のなかで学んだことも多い。

「日本には『あうんの呼吸』や『お互いに空気を読もう』という雰囲気がありますが、アメリカでは言葉できちんとコミュニケーションを取るのが当たり前。ちゃんとディスカッションしないと、わかり合えないという前提があります。今、私はイギリス資本の企業で働いていて、日本人スタッフは半分以下。同僚はアメリカ人、イタリア人、台湾人など多様ですが、違和感を感じずにコミュニケーションできるのは留学経験があるからだと思います。」

アメリカでの経験を通して、自分をアピールする力がついたと実感。もちろん語学力にも不安はなく、将来的には海外で働く可能性も視野に入れているという。


坂牧さんが行かれた「コミュニティ・カレッジ」「大学留学」について、さらに知りたい方は、留学ガイド「コミュニティ・カレッジ」「大学留学」へ
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