先輩インタビュー

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藤巻 佑理

交換留学でアメリカの公立高校へ

藤巻 佑理(ふじまき ゆり)さん

世界で高校生の交換留学を促進する財団法人YFU日本国際交流財団のプログラムを利用し、高校1年生の夏から高校2年生の春まで約1年間、アメリカ北東部のミシガン州にあるヒューロンハイスクールに通った。現在は玉川大学教育学部 乳幼児発達学科に在学中。

海外経験ゼロで交換留学にチャレンジ!

pct_interview01_01 藤巻さんが交換留学でアメリカに行くことになったのは、親戚からの誘いがきっかけだった。
「それまで私は海外旅行にも行ったことがありませんでした。たまたま、おばがYFU(Youth For Understanding)という交換留学を促進する団体で活動していて、『留学してみない?』と声をかけてくれたんです。それを聞いて、『海外に行ってみたい!』と思って。ドイツなど様々な国が候補に挙がりましたが、大学受験でも役立つ英語を勉強するために、アメリカに行くことに決めました。」

日本で在学していた高校は留学中の単位が認められるシステムだったため、留年する必要はなかった。YFUの紹介でホームステイ先がミシガン州に決まり、ホストファミリーの家にほど近い公立高校・ヒューロンハイスクールに通うことに。

「最初は英語がほとんど話せませんでした。ホストマザーは少し日本語を話せたのですが、それでもなかなかコミュニケーションがとれなくて……。ホームステイ先に6歳の子どもと3歳の双子がいて、英語を話さなくても一緒にアニメを見たりして遊べるので、ずいぶん助けられました(笑)。」

 


オーケストラ、ヨット部、ESLで友達がどんどん増える

高校の授業についていくため、わからない単語はすぐに辞書を調べてチェックし、周囲の友人に質問するなど頑張って勉強を続けた藤巻さん。英語が話せるようになったと感じたのは、2〜3カ月目のことだった。

「その後も英語力は伸び、ホストマザーから『ゆっくり話さなくても聞き取れるようになったね』と言われたのが6カ月くらい経ったころ。クラスメートに日本人はいなかったので、とにかくずっと英語を耳にしていて、リスニング力は相当アップしました。」

高校では様々な科目が選べたため、バイオリンを習っていた藤巻さんはオーケストラの授業も選択。そこでできた友達がボート部に所属していたこともあり、2学期からはボート部に入りクラブ活動も楽しむようになった。留学生向けのESL(第2言語としての英語)クラスも受講し、ほかの国からの留学生とも交流が生まれた。

「アメリカは『相手を知ろう』という姿勢で積極的に話しかけてきてくれる人が多いんです。オーケストラやボート部、ESLなどで、かなり友達が増えました。一緒にランチを食べたり、土日は市街地に遊びに出かけたり。学校に車で来ている友達もいて、日本の高校生より、みんなちょっと大人っぽかったですね。」

アメリカに行く前は想像できなかった、「アメリカの高校生としての普通の生活」ができることが嬉しかったという藤巻さん。友達と散歩にでかけたり、友達の家に泊まりに行ったりしたひとつひとつの経験が、忘れられない思い出になっているそう。


語学に対する興味が高まり、物怖じしない性格に

思い返せば、最初は言葉の壁を感じ、つらい思いをしたこともあったという藤巻さん。「実は、到着して3日目には『日本に帰りたい!』と思っていました」と笑う。だが、今は「いつかもう一度、留学したい」と考えている。

「帰国後はすぐに受験勉強が始まりましたが、英語力がかなり伸びていたので助かりました。長文読解の問題も、長い文章だと感じないんです(笑)。留学中にできた友達に5カ国語を話せる子がいたこともあって、語学に対する興味も高まりました。それに、留学を経て物怖じしなくなったと思います。慣れない生活を乗り越えて、アメリカの生活を楽しめるまでになったことが自信になりました。」

国が違えば、ものの考え方にも違いがある。それを実体験したことで、多様な価値観を柔軟に受け容れられるようにもなった、と話す。

「アメリカに留学したら、怖がらずに突き進めば必ず何かはつかめると思います。私自身、楽しい経験もつらい経験もありましたが、すべてがその後に活きています。『どうしようかな』と迷っている人には、『行って絶対に損はないよ!』と背中を押してあげたいですね。」


藤巻さんが行かれた「高校留学」について、さらに知りたい方は、留学ガイド「高校留学」
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