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米国でお会いしましょうービジネスマンの声(ケニヤ)

ビジネスマンの声(ケニヤ)
フレデリック・マシンド・オヤンジ
 

フレデリック・マシンド・オヤンジはケニヤのウンドゥグ・フェアトレード社のマーケティング・マネジャー。

アフリカ大陸の外へ出た私の初めての旅。それは1995年メリーランドで開かれたフェアトレード会議に出席するために米国へ行ったときです。このときの経験は、会議の主催者が事前に十分な時間的余裕をもって旅行を手配するためのガイドラインを出してくれたこともあって、のちの旅行全てに大いに役立ちました。私はこのガイドラインの情報を、旅行の出発前に確認すべき必要事項のチェックリストとして活用しました。

私はこの旅行をとても楽しみにしていました。友人たちは皆、私のために喜んでくれ、うらやましがりました。渡米しようとしている人たちの大半を一番不安にさせるのは、入国ビザを取得しなければならないことです。私はビザ申請に必要な書類を全て用意していたので、申請は必ず認められると信じていましたが、複数回入国できる5年間有効のB1/B2マルチビザの発給が許可されたのはうれしい限りでした。

このビザを手に入れたので、次に自分の旅行計画と航空券、旅行保険を確認することができました。こんなに長時間飛行機に乗るのは初めてでした。アムステルダムとデトロイトを経由して最終目的地のボルティモアまで合計26時間の旅です。私が手配を頼んだ旅行代理店は、空港で飛行機を乗り継ぐためにはどうしたらい

ボルティモア・ワシントン国際空港で、乗客を待つタクシーの列(Courtesy of Maggie Sliker)

ボルティモア・ワシントン国際空港で、乗客を待つタクシーの列(Courtesy of Maggie Sliker)

いか、通過(トランジット)する空港や到着した空港ではどの標識を探せばいいかなど、必要な情報を教えてくれたのでとても助かりました。空港のセキュリティーチェックは大使館で受けたセキュリティーチェックより徹底しているので、渡航に関連する書類は全てすぐに取り出せるようにしておかなければなりません。

米国に着いた私が1歩空港を出て最初に経験したカルチャーショックは、タクシーを簡単には見つけられなかったことです。私の国のタクシーは古ぼけた小さい車だったので、優雅なリムジンが実はタクシーなのだと気がつくまでにしばらく時間がかかったのです。メリーランドの会議場までの道中は景観が素晴らしく、特に、手入れの行き届いた芝生の庭に国旗を掲揚したモダンな家々が建っている田園地帯の風景には目を見張りました。ホテルに到着するや、私は時差ぼけですぐに寝てしまいました。目が覚めたのは夜の8時でしたが、まだ太陽が出ていたため、私は急いで朝食をとらなくてはと思い込んだら、出されるのは夕食だと言われました! 

この会議は事前に計画が立てられていたので、私にとって良い経験となり、このあとに何回も渡米した際に計画を立てるのに役立ちました。今では私はいつも、商談の予約を含めて関連のある旅行情報を全て把握しているか、出発前に確認するようにしています。

米国国務省ビジネス・ビザ・センターのウェブサイトも参照してください。


*本稿に示された意見は、必ずしも米国政府の見解や政策を反映するものではありません。


*上記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

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