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法律

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法律と条約 – 立法過程

概要

議会の主たる役割は法律を制定することである。そのプロセスは主に4段階:法案の提出、委員会審議、議場討論,法律文書記録/登録―に分けられる。はじめの3段階は、上・下院それぞれ交互に連続してなされねばならない。法案が提出された院での当該法案の審議が完了したら、それはもう一方の院に送られ、そこで3段階のプロセスが繰り返される。4番目の段階である登録は、上・下院両方が提出法案の最終的な形に合意した後、提議側の院で行われる。

議会審議の形式: 法律制定のプロセスは、4つの主要な形―法案、両院合同決議、両院共同決議、簡易決議―のいずれかによる法案提出で始まる。

委員会への提案と照会: 議員は誰でも、議会の開会中はいつでも、“ホッパー”と呼ばれる議員立法提案箱に投入するだけで法案を提出できる。法案には立法番号が付され、該当する委員会に付託される。

委員会による検討と活動: 立法手続きの重要な局面は、委員会によって果たされる活動である。常任委員会(しばしば小委員会)は法案を検討し、その法案に関心を有する専門家や一般の人々の証言を聞きとる。ヒアリングが終わると、法案は“マークアップ”の名で一般にも知られる会議で検討が加えられる。委員会のメンバーは、提起されている視点を綿密に調査する。法案に修正の申し出があると、委員会のメンバーは変更を容認するか否かを表決する。その後委員会は、その法案を通過させるよう勧告を付して別院に譲渡することもあれば、法案を修正して譲渡することもあるし、またそれを棚上げにすることもある。法案を別院に譲渡することはレポーティングアウト、一方棚上げすることはテーブリングと呼ばれている。

議場審議: 法案は委員会による報告がなされた後、本会議での審議に入る。法案の審議時間は通常、賛成者と反対者とで分け合う。賛否それぞれの側は、当該法案について意見陳述を望む議員に時間を与える。修正の申し出があった時は、それらも討議に委ねられ、投票にかけられる。全ての討議が終わり、修正内容が決まると、最終的な可否を決定する投票を行う。法案が単純過半数(下院では435票中218票、上院では100票中51票)で可決されると、もう一方の院へ送られ、審議される。

相違点の解消: 法案が大統領に提示され、署名をへて法律が成立する前に、法案は同一の形で両院を通過しなければならない。第二院(例えば上院)が法案の言葉使いを変えたら、同意、または追加変更の承認を得るために下院に戻される必要がある。この行ったり来たりの折衝は議場で行われ、下院は上院の修正を受け容れるか、拒絶するか、あるいは上院の文案を完成させる。上・下両院のメンバーが任命され、両院協議会を設けることもしばしばある。このグループが委員会における意見の相違を解決し、同一の法案を両院に戻し、表決を受ける。両院協議会はまた、法案の最終案を要約したレポートを発行する。

登録: 法案が同一の形で上・下両院を通過したら、それは“登録済み”とみなされる。当該法案は大統領のもとに送られ、署名を受け法律となるか、署名を拒否し議会に差し戻すか、署名抜きで法律化するか、または会期末にそれを握り潰すことになる。

– 米国国務省国際情報プログラム室出版物およびその他の政府刊行物より –
 
 
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